2025年
 つぶやき

12/1
◆ レバニラ炒め定食(830円)
 うちのすぐ裏にある町中華「餃子王」で一人昼食。
 ここ、おいしいんだよね。
 ただ店に入るのに30cmほどの段差がある。
 いや、入るときより出るときのほうが怖い。

12/2
◆ 辻村みよ子
 大学院生のころは辻村さんと、またその夫とも、まあ顔見知りではあった。
 彼女がその後、学会の大物となるのをぼくは遠くから眺めていた。
 彼女は昨年「ネフローゼ症候群」という難病にかかって、動けなくなったが
 がんばって自分の足で歩くまでに回復したのである。
 先月出版されたその「闘病記」を、ぼくも通販で買って読みました。

12/3
◆ 歩く力
 ぼくは要介護ではなく、要支援1という軽微なものであるが
 いちおう体がやや不自由な身の上である。
 これを健康体に近づけるために、このごろは散歩にいそしんでいる。
 歩く距離は伸びているが、たちどまって休憩する回数も増えている。

12/4
◆ 尿漏れパッド
 長時間外出するときは必携の品だ。
 散歩の距離が伸びたのだから当然その用意をしなければならない。
 ところがうっかりそれを忘れた。
 通りの先にコンビニが見えたので、必死に歩く。

12/5
◆ ジーンズ
 膝が破れたのをそのまま履いている。
 いや、ただ単にまだ履けると思ったから。
 おしゃれなジジイではなく、ケチくさいジジイなのである。

12/6
◆ 貧乏人のよろこび
 ロピアで、コメダ特製小倉あんを安売りしていた。
 う〜む、ぼくの感想ではこのあんバターストは「期待どおりのおいしさ」。
 ぼくはこういうチープなやつで満足しちゃうのです。

12/7
◆ 欲目
 毎朝、足を上げたり、太ももをあげたりする練習を欠かさない。
 もう何ヶ月もやってる。(まじめなもんだ)
 そのせいか、少しずつ足が上がるようになった気がするんだよね。

12/8
◆「シーナ&ロケッツ」
 ロックギタリスト鮎川誠の一生を追った記録映画(2023)を見る。
 鮎川はぼくより一つ下で、久留米の明善高校(有名校)出身。
 博多で活躍して有名になったらしいが、ぼくは知らなかったな。
 ぼくの友人で明善出身の男からも、鮎川誠の話は聞いたことがない。

12/9
◆ デイサービス
 週1回、介護施設に通っているが、ここはいい。
 入浴させて髪も洗ってもらえるし、昼の食事も出る。
 職員はみな明るく、親切だ。
 マニュアルどおりかもしれんが、家で邪険にあつかわれている分だけ、幸せになれる。

12/10
◆ 介護サービスの点検
 ぼくは最低レベルの要支援1というサービスを受けている。
 このレベルが適正なのかどうか、定期的にその点検が行われる。
 市役所の方から係の女性がやってきた。
 受ける側はできるだけ惨めな姿をみせるべきだろう。
 ところがぼくは、愚かにも明るく元気にふるまってしまった。

12/11
◆ 開かなかった書物
 研究者になった者はかならず蔵書の始末に困るはずだ。
 ぼくは普通の学者より少ないと思うが、それでもどうしようと思う。
 いま横目で本棚を見ると、分厚い漢越辞典と越漢辞典がある。
 9年前、ホーチミン市で買ったベトナム語・中国語の辞典だ。
 けっきょく1度も使わなかったなあ。

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