2024年
 つぶやき

9/1
◆ 歩行の心構え
 脚をまっすぐのばして立つ。(膝を曲げない)
 片足を前に出して、踵から着地する。
 こうして歩くと、美しいとほめられる。
 しかし、5歩ぐらいでへたばっちゃう。

9/2
◆ パニック障害
 この病気を柱にしたNHKドラマ「Shrink」を見た。(録画しておいた)
 回復のプロセスはぼくが自力でたどったコースと重なる。
 あらかじめ知っていたらよかったな。

9/3
◆ 思い違い
 自分の若い頃を思い出してみる。
 と、ぼくは自分で思っていた以上に相当なバカだったと知る。

9/4
◆ まとめ読み
 内澤旬子を多少有名にした本は一冊も読んだことないが
 ふとした拍子に近著を2冊読み、なぜだかさらに2冊、続けて読んだ。
 そんなに面白くないし、文章も上手ってわけではないが
 『ストーカーとの700日戦争』(2019)は勉強になりました。

9/5
◆「あのこと」
 女子大生の妊娠・中絶と描く仏映画(L´Événement、2021)を見た。
 フランスでは1974年まで中絶は違法で犯罪だった。
 映画も迫力があった。
 んで、原作(『事件』)を翻訳で読んだが、これもよかった。
 原作者アニー・エルノーは2022年にノーベル文学賞をもらってるんだね。

9/6
◆『フィンランド駅へ』
 アメリカの批評家エドマンド・ウィルソンの名著(副題「革命の世紀の群像」)をあらためて読んでいる。
 上下2冊だが、ぼくは20年前に上巻だけを読み、下巻はどこかに無くした。
 下巻はいつか買い直すつもりで、引っ越すときも上巻は捨てなかった。
 隅っこの段ボールを開けたら、おやおや、上巻を見つけてしまったのだ。

9/7
◆『自分以外全員他人』
 西村亮の小説(2023年)を読んだ。
 誰かがほめてたから、図書館で予約して借り、2時間ほどで読む。
 すいすい読ませるのはりっぱなもんだ。

9/8
◆ フランスパン
 テレビドラマで登場人物がバゲットをおいしそうに食べるのを見るとくやしい。
 ぼくの住む街でも、かつてはああいうパンを売ってる店があった。
 いまではヘニャヘニャのバゲットしか売ってない。
 少なくともぼくが自転車で行ける範囲では、そうだ。

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