つぶやき |
◆吐き気 合宿で睡眠不足のせいか頭が痛い。 昼,学校にもどって保健室で薬をもらう。 頭痛はおさまったが,夕食準備中に吐き気がする。 お腹はペコペコなのに吐き気がする。 この感じ,何十年ぶりだろうか。 おかげで体も吐き方を忘れたようだ。 生唾が出るばかりで吐けない。 |
◆梅雨の晴れ間 ひさしぶりに自転車で街まで買い物に出かける。 甲突川の橋から見上げれば空が広い。 雲も輪郭がくっきりして,見る者を元気づける。 生きててよかったな〜と思わせる夏の青空。 |
◆ガキンチョ 団地の1階なので自転車はベランダに置いている。 乗るときはベランダから地面におろす。 さて出かけようとしたら隣から声がかかる。 「どこ行くの?」 4歳ぐらいの男の子で,顔を見るのも初めてだ。 「ちょっとお買い物」と答えると 「お金もってるの?」と心配してくれた。 |
◆異文化研修 学生の海外での短期研修は正規の科目である。 研修先はハワイ,南京,バンドンの3カ所。 説明会でのプレゼンでは,ハワイ関係はお粗末で 南京は費用の安さなど魅力たっぷりだった。 ところが,応募者の数はハワイが約40,南京が5。 (ぼくが引率を担当するバンドンは10) プレゼンの上手下手はまったく数字につながらず。 |
◆クラブ顧問 夜間部の女子学生たちがサークルを立ち上げた。 何かおもしろいことしたいといい その顧問を頼んできたので,引き受けた。 サークル名は「アクティ部」で,ややオヤジっぽい。 どうせなら「悪恥部」にしたらと思ったが 口には出さず,一人うつむいて下品に笑った。 |
◆うちの車(Suzuki Twin) このごろガソリン代が高騰したようだが 月1回,20リッターの給油ですむので影響は軽微だ。 月間の走行距離は400キロだから燃費もいいぞ。 この車はもう生産されていない。 累計の生産台数が数千という希少さもうれしい。 |
◆ノスタルジー 「カサノバ」(2005,米)はしょーもない映画だが サントラのバロック音楽はちょっと心に響いた。 学生時代,ギター部にいたころの思い出とつながる。 ぼくは一貫して下手なままで,部活は人づきあいが専門。 合宿や旅行を含め,たっぷり楽しませてもらった。 仲間がそれぞれ練習していたあの曲,この曲 それらを思い出すと,泣きたいような気持ちになる。 |
◆岐路 ゼミ募集の結果,斉藤ゼミは何と1名のみ。 先日の合宿でプレゼンをしたときは「受け」がよく 希望者が殺到したら困るな,などと心配した。 んで,ふたをあけたらこの始末。 ゼミ活動の予定では,地域でのイベントづくりや コミュニティ・ビジネス創出に取り組むはずだった。 そんなことはお前の仕事じゃない,という天の声か。 数年前は大学改革についても似たような天声を聞いた。 つまり,人と絡むような方面には顔を出すな 書物と向かい合って余生を過ごせ,ってか。 |
◆適正規模 布団を干したが,天気予報じゃ午後は時々雨だ。 だもんで放置して外出もできず,部屋にこもる。 座り心地の悪いパイプ椅子とベッドを行き来し ひねもす本を読んで,あきることがない。 本が3冊とも readable だったせいもある。 部屋の狭さが心地よい,ってのも大きい。 身の丈に合うとはこのことか。 |
◆徘徊 最近買った靴(Reebok RainWalker)は当たりだね。 歩くのが楽しくなる。 意味もなく駅ビルまで2往復しちゃったよ。 駅ビル内もくまなく見て歩き いかにも怪しい徘徊老人の姿でひとり悦にいる。 |
◆『世にも美しい日本語入門』 そういえば道を歩きながら歌う小学生の姿を見ない。 藤原正彦と安野光雅の対談本を読んで気づかされた。 昔は大人も仕事しながら歌っていた。 ぼくの母などは一日中ずっと歌っていた。 上記の本で,ぼくは唱歌を活字で読み 新鮮な驚きを覚える。(それまでは単なる音だった) たとえば「鯉のぼり」も文字で読んで初めて絵が浮かんだ。 甍の波と雲の波,重なる波の中空を…… |
◆食生活 健康診断の結果,要再検査の項目が二つあった。 総コレステロールとアミラーゼの値が悪い。 昨年より悪く,2年前の数値に並ぶ。 思い返せば,2年前は食生活の改善に努めた。 昨年の検査で数値が良くなったので 緊張がゆるみ,ふたたび外食・暴食が日常化した。 つまり,数値を基準範囲におさめるには けっして油断してはいけないらしい。 つらいね。 |
◆蚊 いま住んでいる団地には網戸がない。 んで,夜も窓を開けて寝ている。 台風接近時は強い風が部屋を吹き抜け 雨の日が続くと虫が入ってくることもない。 つまり,ここしばらく,ずっと良い調子だった。 蚊に刺されて,やはりここもかと正気に戻る。 あわてて殺虫剤を買いに行く。 |
◆塩分過多 近々上京するので冷蔵庫の食材を使いきる。 ゴーヤを柱に,やや豪華なチャンプルーができた。 しかし,味付けに失敗し,かなり塩辛い。 半分ほど残し,水をがぶ飲みする。 それでも喉の奥にずっと塩気が残ったまま。 |
◆双眼鏡 桜島遠泳なるイベントに学生たちが参加する。 女性教員が監督として船に乗る。 監督には双眼鏡が必要だという。 教授会で彼女は「誰か双眼鏡を貸して」と訴えた。 手を挙げたのはぼく一人だった。 怪しいぞ〜,と声がかかる。 子どもが小さかったころに買ったものだが あえて弁解せず,怪しいままにしておく。 |
◆六月燈 7月,鹿児島各地の神社で日替わりで催される祭。 なかでも照国神社の六月燈(15〜16日)は最大の賑わいらしい。 数万の若者というか,青少年がたむろする。 別にこれといったイベントがあるわけでもないから 都会的な雑踏それ自体を楽しんでいるみたい。 |
◆カビ 押入に長い金属パイプを取り付け,洋服掛けにしている。 革ジャンも掛けておいたら,これにカビが生えた。 そのカビがほかの服にも着いちゃってる。 泣きながらスーツやジャケットなどをクリーニングに出す。 |
◆傍若無人 JR中央線の車内で若者3人が大声で話している。 不良って顔でもないから単なるバカ者だろう。 語彙も用語法も頭悪そうで痛い。 おもしろくもない噂話で笑いあう姿も悲しい。 関西の人間なら,言葉遊びを入れるとかして 周囲の人を多少楽しませるような気がする。 いや,まあ,関西についてはぼくの単なる想像。 |
◆ HDD パソコン(Power Mac G4)の内蔵ハードディスクが瀕死状態。 バックアップしきれていない最近のデータを 救出するには約1万円の修理用ソフトが必要だ。 しかし,それでも救出に成功するかどうかは不確実。 1万円でギャンブルすべきか? どうしても救出しなきゃ,ってほどのデータか? |
◆体調管理 上京したらひどく肌寒く,ちょっと風邪気味。 誰もいない家の中で毛布にくるまって寝続ける。 今月末は熊本や種子島などへの出張が続くので こんなところでダウンしてはならない。 美しい責任感である。 |
◆微熱 鹿児島にもどっても体の不調が続く。 サンダルをはいて夕食の弁当を買いに行く。 ペタペタとしどけなく歩く。 半病人の姿を気取っているのである。 しかし,じっさい体温も37.7度と高い。 [朝,測ると35.5度になっていた] |
◆FD(Fuculty Development) 大学教員の教育能力向上を志向する企てだ。 かつてぼくはFDを学科改革の柱にしようと努力した。 おもしろがる人もいたが強力にネグる人もいて 学科としてのFDの営みは定着しなかった。 同時にぼくの経営能力のなさが露呈して今日にいたる。 みんなで楽しく動くことのむずかしさを痛感し 一人遊びに習熟して老後に備えようと決めた。 ところが学長に突然呼び出される。 学長いわく「大学改革の柱はFDだ」 んで,専門委員会を立ち上げたいらしい。 この学長に人を動かす術があるのなら,それは学びたい。 |
◆雨に弱い九州新幹線 熊本での学会のため新幹線に乗ろうとした。 ところが県北部が記録的な大雨で新幹線が動かず。 朝10時から夜10時まで待ち続けても,けっきょく乗れず。 夜8時すぎ,ぼくが弁当を買いに行ったすきに 1本だけ奇跡的に動いたのもくやしい。 |
◆ FAX 早朝から並んだがやはり新幹線は動かない。 タイムリミットの8時まで待ったがダメ。 これでは学会発表用に準備したペーパーがムダになる。 駅のコンビニのFAXを利用して送ることにした。 店員はぼくのゼミ生で,明るく声をかけられる。 こちらもほほえみ返して,FAXの操作は彼女にまかせた。 ところが,向こうに届いたのは白紙。 どうやら裏表を逆にして送ったみたい。 [Eメール添付ファイルで送り直せたので実害はなし] |
◆種子島 南種子高校で出張講義をおこなう。 種子島は飛行機で20〜30分だからすぐそこだ。 カバンひとつでフライングビジネスマンの気分。 11時半に着き,4時前に離島した。 ◆熱発 |
◆熱冷まし ひたいに「熱冷まシート」なる札を貼って寝る。 夜中に目を覚まして札を交換する。 寝ぼけながらゆえ眉毛の上に貼っちまった。 ジェル状の物質がなんだか気色悪い。 それでも朝,体温は35.5度に下がっていた。 |
◆追慕 病中に買ったリンゴを,朝,ガシガシと食べる。 ふだんはめったにリンゴなんて買わない。 皮が上手にむけないからだ。 生まれは貧乏なのに,過保護ぎみだったもんで 皮をむいたり鉛筆を削るのは,いまだに不器用。 そういうのはぜんぶ母親がやってくれた。 今,リンゴをかじりながら母の手を思い出す。 |
◆競売 6月まで住んでいた官舎(一戸建て)は売りに出ている。 家の前に「競売物件」の立て札。 お役所なのに素早い動きである。 |
◆低容量 お気づきですか? サイトが変わりました。 自動的にジャンプするようにしてます。 これまでのサイトは容量 20 MB の限界に達しました。 何かを削らなければ新しい書き込みができません。 しかし,今度のサイトは容量が 1.5 ギガ。 4畳半の下宿から大邸宅に引っ越した感じ。 |
◆早起き![]() 目をこすりながらベランダに出ると 心地よい風が吹いて,ちょっと避暑地気分。 裏の山(というか丘)に朝日があたり緑が映える。 この朝の味わいの代償は,昼食後に襲う睡魔。 |
![]() 毎秋,学校の図書館主催の講演会が開かれる。 お金がないので宣伝ポスターも自前でつくる。 今年はぼくがポスターづくりにあたる。 勝手に「危ない絵」を模写して,はめ込んだ。 責任は図書館長がとることになっている。 |
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