| つぶやき |
| ◆哲学カフェ 数年前から,そういう遊び場のことを考えている。 くだらないことを小難しげに(つまり ふざけて)語り合う場だ。 ぼくが過ごした学生寮や院生寮のような雰囲気を再現したい。 そして,みんなで仲良くケンカしたい。 本場フランスの哲学カフェは見たことないが さぞかし楽しかろうと思われる。 |
| ◆天国? 地獄? カラオケの「道場」に通う男から話を聞く。 お師匠さんが妙齢の美人っていうのもいいが 他の弟子たち(バーサンたち)とすぐ懇意になれるのもいい。 入れ食い(昔の言葉でいうウハウハ)の状態らしい。 ただ,男は前立腺に病を抱えている。 モノが役に立たないのだと嘆く。 |
| ◆フガフガ 餅を食ってたら奥歯のブリッジが取れました。 鹿児島に戻るまで数日このままで過ごす。 |
| ◆詩心 まど・みちおが百歳を超えたとテレビで知る。 この詩人は自らを「ふしぎがり」と称し 身辺の細事を宇宙規模に歌い上げる。 ぼくの好きな「のはらうた」の工藤直子もそうだが ああいう眼差しや魂を持てば老後も毎日が楽しかろう。 |
| ◆単眼鏡 美術館で鑑賞するとき使うと「プロ」っぽいぞ。 と,単なる見栄で買いました。 1万円前後の予算でビックカメラに行き けっきょく,やはり 1980円の特価品を買う。 |
| ◆ホームレス・ルック うぐいす色の,安っぽい化繊のオーバーコートを持っている。 まだ一度も着て外出したことがない。 20年ほど前,フランスで出会ったギリシア人の青年は 毎日こういう色のコートを着ていた。 その貧乏臭さに「しびれ」,いつかマネしようと思った。 オシャレというより「シャレ」で着たかった。 けっきょく着ないままでいるのは「シャレ」にならないから。 とくに今のぼくにはベタに近いほど似合いそう。 |
| ◆至福 とんかつを無性に食いたくなり,有名店に行く。 しかも,並 800円でなく,上 1000円を注文。 正月ゆえの「非日常」を楽しんだ。 レジで代金を払ったら,クジを引かされた。 メンチカツ定食のお食事券が当たる。 生きててよかった,と思う。(安い人間!) この気分を英語では On cloud nine というらしい。 |
| ◆楽器 同僚教員が学内でチェロの練習をしている。 音を出しても大丈夫な場所が学内にはあるからだ。 うむ,楽器も老後を楽しむ道具になるなあ。 ぼくの場合はギターだ。(学生時代いちおうギター部だぜ) ただ,左手中指の「バネ指」が最近ますますひどくなり 指を伸ばすのに,ときどき右手の助けが要る。 |
| ◆宿替えの夢 ポストに入っていた不動産情報誌を眺める。 集団清掃やゴミ当番のない暮らしがしたくなった。 地域で平穏に暮らすにはそうしたコストもかかるが ここ数年の実体験では,単に面倒なだけ。 オンボロな一軒家での隠遁生活も悪くないと思う。 |
| ◆重曹 壁の油汚れを落とすのに使うとテレビで言ってた。 懐かしいな,重曹。 昔,父親が胃酸過多のときに飲んでたし 夏みかんにかけると酸味が和らぐ。 もう,そういう用途には使わないが 台所の清掃用に買おうかな。(と一瞬,心が動く) |
| ◆ミニシアター 旧・鹿児島三越のビルの再開発が進んでいる。 大型書店ジュンク堂などが入る。 小さな多目的ホールも作られるらしい。 地域の文化活動を支援したいと,ビルの所有者はいう。 鹿児島コミュニティシネマの世話人グループは 所有者との面談の後,ヘルメットをかぶって現場に入る。 ぼくも末端に連なり,社会科見学を楽しむ。 |
| ◆冬ごもり 鉄筋住宅ゆえ暖房の効きが良い。 灯油ストーブの熱風が足に吹き付ける。 上品な方々なら「ほの温かさ」を良しとするだろうが ぼくはこういう「直火にあたる」感じが好き。 |
| ◆魚の皮 ブリの照り焼き定食を食べた。 周りのオジサンたちは魚の皮まで食べてる。 ぼくにはそれができない。 目刺しは大丈夫でも鮭はダメ。 皮膚のピカピカがダメなので,昔は魚全体がダメだった。 |
| ◆自堕落 大学改革のいろんな企ても,すでに「制度化」した。 「志」は消え,「心」もこもらぬ。 授業改善のための相互参観も形ばかり。 テキトーにやっても恥を覚えぬ私。 |
| ◆ハングル 2月末に学生たちと韓国に行く予定だ。 ぼくは引率者でもガイドでもないのだが 三日間の自由行動で,学生たちに付きまとわれるかもしれない。 ぼくは「いかにも経験者」という役割を演じなければならない。 もう何度目だろうか,韓国語のイロハから独習開始。 |
| ◆アンドレ・プレビン 80代の今と,40代の頃の演奏をテレビでやってる。 ぼくは素人だから平気でいうが,やっぱり深みがないぞ。 昔,彼のジャズ・ピアノのレコードを買い 「頭良さげで,すかしてる」という印象だったからなあ。 異論は認める。 |
| ◆入試 センター試験の仕事で鹿児島大学へ出向く。 多くの受験生が時間ギリギリまで参考書を眺めている。 それは昔のぼくの姿と重なる。 上京して,試験場に行って,びっくりした。 スポーツ新聞なんか眺めている受験生がいたからだ。 あれは単に余裕をかましているだけ,と今ならわかるが 田舎者のぼくは素直に恥じ入り,参考書を開けず。 |
| ◆決まり文句 ミスが許されない作業の前に訓辞があった。 「ミスがないよう注意して」というもの。 こういう場面で必ず発すべき言葉らしい。 ぼくなどは,聞いていてムズムズしちゃうが 定型のセリフを聞かないと落ち着かない人もいるようだ。 |
| ◆忘恩 大学卒業のためには一定の「単位」取得が必要だ。 いわゆる学園闘争の時代は,授業に出ずに単位がもらえた。 すご〜くいい加減だったおかげで,ぼくは卒業できた。 教員になると,申し訳ないが,いい加減にはできない。 学生に「ご恩返し」ができず,いささか心苦しい。 |
| ◆郷愁 大根おろしを作りながら,母を思い出す。 子どもの頃,ぼくが「へそ」を曲げていると 「ちょうどよかった」と,大根おろしを作らされた。 怒りながらやれば余計に辛くできるからだそうだ。 そういえば,昔の大根おろしは辛かったなあ。 |
| ◆一字違い 学生との海外旅行の航空運賃はぼくが立て替えた。 HISでオンライン予約し,カードで一括払いした。 氏名の入力は正確にしなきゃいけない。 なのに,一文字 間違った。 瀬崎は「せざき」じゃなく「せさき」だった。 入力時,まだパスポートを持たない学生に 「普通の読み方?」と尋ねると「そうです」と言うんだもの。 変更は,予約取消→再予約の形をとるしかない。 この取消料が1万2千円。(航空会社8千円+代理店4千円) ぼくが払うしかないみたい。 [後記]再予約はけっこう高くついた。 |
| ◆大食漢 夜間部のゼミの学生たちと焼肉屋に行く。 卒論完成を祝うお食事会である。 ライスお代わり自由というんで 4杯もお代わりした男子学生がいる。 その食いっぷりに ちょっと感動。 人と語らいながらの食事も久しぶり。(いつもは孤食) |
| ◆歩行法 靴底をこすって歩いているような音がする。 歩き方までジジむさくなっちゃいかんだろ。 姿勢を良くして,足を蹴り出すように歩くべし。 |
| ◆街歩き 自分でミニシアターを作ろうとする人々がいる。 一方,繁華街にはけっこう空き店舗がある。 市は,その借り手に月額10万円の補助金を出す。(1年間) んで,見学会が催され,ぼくも御一行に加わる。 普段入れない店の奥まで見せてもらう。 |
| ◆ボール 辻邦生のエッセイにドッジボールの話があった。 小学校のとき休み時間が待ち遠しかったという。 ぼくにとっては不愉快な話だ。 ドッジボールは大の苦手だった。 どんなに緩い球でも受け取れなかった。 学年下の女子の球ですら受け損ねた。 が,中学生になると,バスケの球が受け取れるようになった。 その最初の瞬間,ひとり密かに感動したなあ。 |
| ◆健康診断 九州中央病院(福岡)で人間ドックに入る。 ここだと公立学校共済から旅費の補助が出る。 つまり,ただで旅行が楽しめちゃう。 宿泊先のホテル・ハイアットも ぼくには上等だ。 ますます もうかったような気分。 |
| ◆大腰筋(だいようきん) 保健師の長い講話にも良い話が含まれていた。 体幹の横にある大腰筋が衰えると 足を引きずるような歩き方になるという。 あ,これだったんだ! 夜,ホテルの部屋で少し筋トレに励む。 |
| ◆博多 人間ドックは3時前に終了した。 福岡で遊んで帰ってもいいが 気が乗らない。 福岡県の出身ではあれ,博多なんて都会はよく知らない。 むしろ,博多弁をいやったらしく感じる八女の田舎者。 |
| ◆カフェ&ギャラリー サロンのような溜まり場にしたい,と画廊のオヤジ。 ことの成否は店主の人柄にかかっている。 話していると俗臭ふんぷんだから,どうだろう? ぼく自身の否定的な部分を鏡で見せつけられてる気分。 |
| ◆ Lame duck 3月で辞める学長が,教職員の会議の場で 本題と関係なく,別れの言葉を述べ始めた。 今後の学校運営に関わるメッセージで 本人は中身の濃い言葉を語っているつもり。 あまりにも虚しいので,聞くのも辛い。 |
| ◆引越計画 移るのであれば公共図書館の近くがいいな。 終日いりびたって楽しめる。 もう学校へは授業のときしか行かない。 幸い,存在感も希薄なので,誰からも文句は出まい。 |