つぶやき |
◆ 愚鈍化 ほとんど終日イスに座って、机に向かっているが 頭は働かず、漫然と、と言うより呆然と日を過ごす。 田舎のタバコ屋のおばあさんもこんな感じか。 |
◆ 軽侮(けいぶ) ぼくは子どもの頃から「小物」だった。 長じて、大学院に進んだら「小馬鹿あつかい」されるようになった。 そして、ぼくはいずれのばあいも「それで平気」だった。 だって、そのとおりだったからね。 |
◆ あぶら汗 正月というんで人が集まり、誰かがケータイで集合写真をとった。 見せてもらい、右端を拡大すると、老いさらばえた老人がいる。 えっ、これがぼく? |
◆ 日向ぼっこ お昼をすぎると、陽光が体に当たる。 だから、気を失ったように眠りこける。 |
◆ 漢字 キーボードで文を書くかぎり、字を忘れてもさほど困らない。 が、それじゃいかん、と本棚から辞典をひっぱりだす。 その昔、評判のよかった岩波の『現代用字辞典』(1981年の初版)。 |
◆ 中島岳志 評判の近著『思いがけず利他』(ミシマ社、2021)を読んだ。 話がおもしろいんで、すぐに読んじゃいました。 ヒンディー語の与格という文法構造を用いての説明、達者なもんだ。 |
◆ 雪! う〜、寒い。 右手の人差し指が切れて痛い。(アカギレ) 右足の小指が痛がゆい。(しもやけ) |
◆ 『実践 日々のアナキズム』 月末に開かれる読書会のために読む。 イベントの名称は「読んでこなくてもいい読書会」っていうんですけどね。 ジェームズ・C・スコット著(岩波、2017) |
◆ 乾皮症 尿素クリームっちゅうのを買ってきた。 効能に「老人の皮膚のかゆみ」に効くとある。 なるほど、ぼくは客観的には「潤いのないカサカサの老人」。 |
◆ ラグビー 駒場WMMというクラブチームを応援している。 クラブというのは企業チームでなく、街のおじさんチームのこと。 新聞とかには載らないが、全国大会もあるんだ。 おじさんたちがぶつかりっこしてるのがいい。 |
◆ 復調? 毎朝食べるバナナは生協で買う。 生協へ行くには「たまらん坂」を登らねばならない。 忌野清志郎の歌で有名な坂だ。 その坂をぼくはいま、さほど苦もなく登りきる。 |
◆ シネフィル 動画配信で「傑作映画」を楽しんでる。 いや、少し楽しみすぎている。 観たいのがたくさんあって、やたら「時間をとられる」のよ。 |
◆ ウォーキング 高齢者のための「福祉風呂」に行く。 入浴するまえに「数千歩」歩いてくることが求められる。 だから、朝のうちに、例の「たまらん坂」を2回登り降り。 |
◆ 睡魔 家に一人でいるとき、居間でテレビを見たりする。 そのときは何ともないが、部屋にもどると眠たい。 パソコンのモニター画面に向かうと気が遠くなる。 こうして、けっきょく終日「何もできずに」すごす。 |
◆ 診療1分 脳神経内科に月1回、通っている。 「お変わりありませんか」「特にありません」 会話はこれだけ。降圧剤を処方されて、終わり。 あ、いや、べつに不満はありません。 |
◆ 動かず 買うべき食材がないので買い物に出ず。 つまり、終日ひきこもり。 荒木優太『これからのエリック・ホッファーのために』(東京書籍、2016)を読んだ。 読み始めてすぐ、既読の本、と気づいたが、おもしろくて全部読む。 |
◆ 湯治 温泉宿に長逗留するのは、いまのぼくならできそう。 同じ宿で三日とか過ごすのは退屈だろう、と思ったのは昔。 いまなら何日も人と会話せずに平気で過ごせる。 あ、でも、やっぱインターネットは必要かな。 |
◆ Mac OS ノートパソコン、買って5年たつので、もう古い。 しかし、新しいOSだといままで使ってきたソフトが使えない。 Photoshop や Ilustrator, InDesignなど「高価な」やつが使えなくなる。 そういうのを使う場面、いまはほとんどないんですけどね。 |
◆ 大手を振って 天気がいいので、明るいうちに散歩に出る。 歩きづめで往復一時間というコース。 ええ、一年前に比べればかなりの「上達」ぶり。 |
◆ 握力 高齢者福祉の風呂に行くまえに散歩。 風呂屋に到着する直前に左脚がつる。 水を飲めば治るのでミネラルウォーターを買った。 ところが、そのふたが開けられない。(受付の女性に開けてもらう) |
◆ アシスト 廃棄寸前の電動自転車を借りてみた。 電池が一日しか持たなくなったから捨てるらしい。 試しに乗ってみたら、近所使いにはこれで十分だとわかったけれども ぼくのばあい、楽ちんなのはむしろ避けるべきだろう。 |
◆ 防寒 通販で買った安物のガウンを、セーターの上から羽織る。 部屋のエアコンは25度にセットし、机の下には足温器。 昼間は陽光が入って来るんだけど、それでもこれ。 |
◆ 激痛 ぼくは神経痛で、左胸の下あたりが痛くなる。 あるいは左腕の肩のつけ根あたりが痛い。 中学生のころからの長いつきあいだ。 水を飲めば治る。(熱中症と同じ扱い) |
◆ 読書会 会費1500円を払って参加したが……。 報告者の若いにーちゃんは、在野の研究者らしいが 何だか、どうにも話が全体としてお粗末。 ぼくはじっと時間が過ぎるのを待つ。 |
◆ 八女市 生まれ故郷が、NHK「鶴甁の家族に乾杯」で紹介されるぞ と、友人が知らせてきたので、いちおう鑑賞。 予想以上のお粗末な紹介で、懐かしさも湧かない。 |
◆ スシロー 昼食の具材を買いに出て、ついフラフラと回転寿司へ。 先日の読書会で、政治評論家の田崎史郎の名が出たとき 連想でこの店に行ってみたくなったのよ。 |
◆ ミャンマーのパンク なんだか涙が出そうになる。 バンド名は The Rebel Riot。曲名は "One Day" |
◆ 世間話 何度か書いてるように、ぼくは居酒屋に行きたい。 酒は飲めないが、ひとと話したい。 しかし、じっさいにはどんな会話をすればいいのか、わからない。 天気とか病気の話ばかりだと楽しくないような気がする。 |
◆ Bella Ciao(さらば恋人よ) イタリアの反ファシスト・パルチザンの歌。 日本でも 60年代によく歌われたので懐かしい。 今でも世界的に歌われているみたいで、まことにけっこう。 下の動画は、フランス、パリのデモ(2019年)。いわゆる「黄色いベスト運動」 |
◆ 文明の利器 ノートパソコンの画面で世界各国の映画を見る。 ぼくは映画を深く味わう力がないので、ただ眺めているだけ。 ときどきは「いいものを見たなあ」と、しみじみすることがあるが 数日後にはもう何を見たか思い出せなかったりする。 |
◆ 趣味 田舎の銀行で頭取をやってた友人は 引退したら山奥で「ヤマメ」釣りをしたいと言ってた。 原付のカブに乗って行って、終日ひとりで楽しむのだそうだ。 そいつの夢は実現しそうなのでうらやましい。 |