つぶやき |
◆ 読書 ひとがおもしろいと言った本は読みたくてしょうがない。 古い本は図書館でさがすが、この町の図書館は蔵書が少ない。 隣町(府中市)にはたいていあるが、このごろは行かない。 原チャリに乗れば行けるんですがね。 |
◆ 肌寒い 終日雨で散歩にも出ず、部屋ごもり。 そして、テレビも見ず、本も読まない。 それでいて退屈しないのが、いわゆる老人力。(もう死語?) |
◆ 丸信のラーメン かつては国立駅前にあったが、いまは大学通りを南下した2キロほど先にある。 荻窪の丸信の直系で、魚介系スープがすごい。 それを嫌う人も多いが、中毒性がある。 ぼくもときおり、どうしても食べたくなるのだ。 |
◆ 言語学者 田中克彦の『自伝』(平凡社、2016)を読む。 かれの書くものはけっこう好きだが、この本はややつまらない。 おもしろいエピソードがつらねられるが、文がつまらない。 意図的に「おもしろく」書こうとしているので鼻白む。 |
◆ 連休 晴天の下、この界隈では子どもたちの笑い声が響く。 父親たちの声も聞こえる。 家族でどこかに出かけることもないみたいだ。 健康といえば健康、貧しいといえば貧しい。 |
◆ 食い意地 なんだか食べたい物のことをしきりに考える。 府中、東芝工場近くのベトナム料理フォー、立川、高島屋裏の沖縄そば 国立駅前、富士そばのコロッケそば、日高屋の冷やし中華 う〜む、どれもチープな麺ばかり。 |
◆ 一個実現 立川に行って、ソーキそばを食う。 しかも大盛りだぜ。 |
◆ 匿名希望 予約した本を受け取りに、近所の図書館分室に行く。 名前を覚えられていて、「今日は3冊届いてます」と言われる。 これじゃあ変な本は借りにくいではないか。 |
◆ 身の屈め方 勢古浩爾『人生の正解』(幻冬舎新書、2019)を読む。 ぼく、彼の本はけっこうたくさん読んでる。 彼の目線の低さが気持ちいい。 |
◆ 刈り上げ ソフトモヒカンに、と頼んだら、やたら短く切られてしまった。 ま、こまかい注文ができる床屋ではないんですがね。 ぼくは剛毛なので、髪が短いと整髪が困難。 でも、高齢者だから、整髪は不要なんですよ。 |
◆ 出不精 一日一度、散歩に出るようにしてるが、せいぜい4千歩。 外食したいが、冷ご飯がたくさん残ってる。 貧乏性なので、それをせっせと食べて処理する。 |
◆ ミステリー小説 病院での待ち時間を利用して一冊読んじゃいました。 コーネル・ウールリッチ『夜の闇の中へ』 あの名作『幻の女』のようにおもしろいものを期待したんだけど。 |
◆ うつろい この町で、ぼくは学生・院生時代、10年以上すごした。 だから、けっこう路地裏まで詳しいんだ。 それがいま散歩すると、けっこうあちこち変わっている。 友人たちが住んでいたボロい家がなくなっている。 |
◆ 一途? 春の雨なので、多少濡れても平気で歩く。 ど〜だっ、て感じだね。(誰に向かって言うの?) |
◆ 見上げると 曇りなんだけど、重なる雲の形にちょっと感動する。 それをまるごと見渡せるスポットはないか、と探す。 思案していると、すぐに普通ののっぺりした曇り空に。 |
◆ Time flies. あれーっ、時間がたつのがイヤに速いぞ。 高齢者ゆえに感じる速さ以上に速い。 つまり、異常に速い。 朝ぼんやりしてるとすぐに昼、うたたねしてるとすぐに夜。 |
◆ 下戸 ビールの宣伝を見ると、ぼくも飲みたくなる。 が、ひとりで飲む習慣がない。 いや、フランスのカフェで「アン・ドゥミ」とか注文して 250ccぐらいのをチビチビ時間をかけて飲んだなあ。 |
◆ 亡母 大学院生のころ、親の世話をどうするかについて、母に言われた。 「お前は小さい頃、ほんとうにかわいかった。 だから、あれでもうお前の親孝行は全部すんでる」 ぼくはそのことばを、母のオリジナルと思い しかも、それを真に受けて、一生、親孝行のようなこと一切せず。 |
◆ 飲み会 まちがって沖永良部島の友人のケータイに電話してしまった。 ボタンの押しまちがいである。 友人は「こっちはいまから飲ん方(のんかた)」という。 在職中は日常語で、それを久しぶりに聞き、泣きそうになる。 |
◆ 別の人生 学生時代のサークルのOB会(というかほぼ同期会)に出る。 ぼくの「ありえた別の生き方」あるいは「別の老後」を見せてくれる。 連中はみんな大企業の退職者だから 暮らしは楽なようだが、あまり楽しそうでもない。 |
◆ フォー 東芝・府中工場裏のベトナム料理店に行く。 がんばって自転車を漕いでいった甲斐があったよ。 ランチ、安くて美味くて量がたっぷり。(ぼく好み) |
◆ テレビ観戦 ラグビーの国内最高峰リーグワン(旧名トップリーグ)の準決勝を見る。 東芝vs.サントリーで、どちらも府中市が本拠地だ。 強いチームどうしがガチンコでぶつかりっこする肉弾戦。 おもしろくないわけがない。 |
◆ 業スー 近くの業務用スーパーに行って、スナック菓子を爆買。 一袋100円前後。15袋買って1300円。 産地はマレーシア、ベトナム、メキシコ、スペインなどで なるべく見たこともないようなのを買って楽しむ。 |
◆ リフォーム この家、トタン屋根の部分(つまり屋根の大部分)がボロボロだ。 いろんな業者から修理の声がかかって、うるさい。 日中、家にいるのはぼくひとりだから、対応がめんどくさい。 |
◆ 即席麺 88歳のジーさん、25年前に妻をなくして以後、毎日ラーメン。 インスタントラーメンに野菜を入れて食ってる。 (沖縄三線の名工・銘苅春政さんを、TBS「情熱大陸」で紹介) あの食事だけで長生きできるとは。じつに感動的。 すんごく久しぶりにぼくも作って食べてみる。 |
◆ 年波(としなみ) あれれ、おかしいぞ。歩いてて疲れる。 片道30分ほどの散歩で、帰路、何度か立ち止まる。 おー、そろそろ来たのか? 衰えはゆるやかにではなく、ドスンと来るともいう。 |
◆ 薫風 ここが鹿児島よりましと思えるのは5月の緑。 詩心のないぼくにもグイグイ来るものがある。 だから、まあ、散歩で立ち止まっても、さほど落ち込まない。 |
◆ 夏用のジャケット かなり前にユニクロで買ったはずのものが見当たらない。 ほかの薄手のジャケットも見当たらない。 どうやら(無断で)廃棄処分されたようだ。 しかし、ぼくには抗議する元気もない。 |
◆ 老害 歩いてると後ろから自転車がぼくをかすめていく。 ひえ〜、ぼくもふらついて歩かないようにしなきゃ。 このごろ、ぼく、けっこうフラフラするんだよねー。 |
◆ ジャズの名盤 あるミステリーの主人公がアート・ペッパーの大ファンである。 レコードで「Art Pepper meets the Rhythm Section」を繰り返し聴いてる。 ああ、ぼくもそのレコード、もってたなあ。 久しぶりに Spotify で聴いて、あまりの懐かしさに時間を忘れる。 |
◆ 旅をしようか JALカードで買い物してるとマイレージがたまる。 これを使って「どこかへマイル」というサービスを利用したい。 行き先は指定できないが、けっこう遠くへ行ける。 いまはやや体調不良で、せいぜい一泊旅行がせいぜい。 でも、このマイレージ、使わないとだんだん減るのよ。 |