2022年
 つぶやき

9/1
◆ 小旅行
 むしょうにどこかの温泉宿に行きたい。
 もちろん、黙ってこっそり出かけることは可能だが
 そういう「不良行為」ができない「普通の家庭人」になりはてた。

9/2
◆ バルセロナ
 テレビの街歩き番組で紹介されてた。
 30数年前、ぼくは安宿(ホステル)に泊まって、街をうろついた。
 しかし、ほとんど何も覚えていない。
 あのときは、ガウディの建造物を見て、見るべきものは見たと満足。(浅い!)

9/3
◆ たとえば熱海
 小旅行の行き先をあれこれ検索している。
 で、近場なら片道2時間ほどで行けそうなところを選ぶ。
 乗り物に長く乗るのでなく、旅先、つまり温泉でゆっくりしたい。

9/4
◆ 業スー
 自転車で郊外の業務用スーパーに行く。
 外国の、怪しげな食品を買うので好きなんだ。
 単品で2〜3百円のものが中心なので「失敗」しても痛くない。

9/5
◆ 軽散歩
 買い物とかの用がなければ外に出ない。
 これじゃいかん、と思い、用もなく外に出る。
 大学通りまで8百メートルを、ただ往復する。

9/6
◆ こもる
 外に出る元気が出なかった。

9/7
◆ 外に出る
 明日から雨の予報なので、いまのうちに散歩に出る。
 といっても、郊外の生協まで往復3キロの道のり。
 力いっぱい両手をふって歩きました。

9/8
◆ 速読
 市の図書館から本を9冊も借りてる。
 おもしろそうだと思って借りたのだが
 とにかくさっさと読んで返さねばならない。
 早く読むのは得意だが、これは単に文字を目で追うだけのもの。
 中身を味わうことはもちろんできず、そもそもちゃんと理解もできない。

9/9
◆ 何を撮る?
 一応ケータイをもってるのでカメラは不要かもしれん。
 が、本棚にまだ使えるデジカメが2台ならんでいる。(最後に使ったのは2年半前)
 一台はバッテリーが切れ、もう一台はメモリーカードが満杯だ。
 気まぐれに、充電器とメモリーカード、それぞれ千円のものを発注した。

9/10
◆ ヨタヨタ
 体調は上向きになってる気がするが
 じっさいにそこらを歩いてみると、足がちゃんと持ち上がらない。
 あぶねー、このままじゃ、そのうち足がもつれて転けそう。

9/11
◆ 初歩的ミス
 パソコンの外付けスピーカーから音が出ない。
 接続ケーブルが怪しい。
 閉店間際のヤマダ電機に駆け込んでケーブルを買う。
 が、これでつないでも音が出ない。
 よ〜く調べてみると、アンプ内臓のスピーカーの電源が外れていた。

9/12
◆ 旅の友
 駅前の増田書店で萩原朔太郎『恋愛名歌集』(岩波文庫)を買う。
 明日、旅に出るとき携帯する本である。
 ぶつぶつと途中で読むのが途切れても大丈夫な本を選んだ。

9/13
◆ {休止}
 [旅行中]

9/14
◆ 熱海
 新幹線こだまで東京から50分弱で行ける。
 ぼくの目当ては風呂と食事。
 だから、ぼくとしてはかなり「高い」宿に泊まったのだが
 驚いたことに、客は若者が多い。
 このごろの若者は安宿なんかには泊まらないのか?

9/15
◆ 乾燥肌
 夜、寝てるとき足の甲とかスネが痒い。
 たまらず起きて調べてみると、これ高齢者によくあることらしい。
 これでいちおう納得して、寝たらちゃんと眠れました。

9/16
◆ 黒爪
 旅行中に歩きすぎたせいか足の爪のひとつが黒くなった。

9/17
◆ 写真
 熱海ではデジカメを首にぶら下げて街を歩いた。
 で、商店街や駅前風景を撮ったのだが、出来は凡庸。
 カメラ自体はそこそこ「名機」なんですけどね。
 どうして、ここまで絵が凡庸なのか、自分の才能の無さにあきれる。

9/18
◆ バカ状態
 本を読んではいるが、ゆるい本ばかりだ。
 居間に居座って、昼間からテレビを見ている。
 こんなんでいいのか、と自分を責める気持ちも弱い。

9/19
◆ ずぶ濡れ
 記録的な大型の台風とテレビで言うが、東京にはまだ来ない。
 朝から降る雨も、少し止んだりする。
 で、そのすきに自転車で買い物に出たら、途中から大雨。
 2年前にワークマンで買ったレインウェアを着るのは二度目。
 しかも、腰から下は無防備で、ぐっしょり。

9/20
◆ 足腰の弱り
 足がうまくあがらず、家の中でもすり足で歩く。
 足を高く上げて歩く「兵隊歩き」を心がけようかな。

9/21
◆ また旅行?
 あれれ、JALのマイレージの期限切れが近い。
 行き先はおまかせだが、いまなら6千マイルで「どこか」へ往復できる。
 しかし、なあ、熱海に行ったばかりなので、意欲がわかない。

9/22
◆ 新製品
 根が軽薄なので、宣伝広告には心を動かされる。
 テレビで、百円ショップの売れ筋とか紹介されると
 必要もないのに買いたくなる。
 ネットで、新発売のオートバイを見ても少々興奮する。

9/23
◆『泥名言』
 西原理恵子の2016年の著作(文春文庫)だが、すんごくいい。
 すんごくいいんだけど、下品なのですすめられない。

9/24
◆ 弁当
 昼、食べるものを郊外のスーパー「ロピア」に買いに行く。
 黒酢豚とご飯のセットが 398円。
 ぼくの金銭感覚では値段はこれぐらいでなきゃいけない。

9/25
◆ 記憶力
 あれ〜、朝何を食ったか覚えてない。
 3食ちゃんと食べてるのはたしかだけどね。
 食べたことまで忘れるのが次のステップ。

9/26
◆ レコーダー
 おもしろそうな映画やテレビ番組を録画している。
 見終わったらまめに消しているが、それでも貯まる。
 またいつか観るつもりなのだろうが、まず観ない。
 ま、別のディスクに保存して、心を落ち着かせよう。

9/27
◆ ラベル印刷
 録画したブルーレイディスクにタイトルを印刷。
 かつてはCDやDVDに印刷をしたものだが、やりかたを忘れた。
 必死に思い出したのに、アプリが古くて、ダメ。
 結局、以前のパソコンを使ってプリントした。

9/28
◆ オリジン弁当
 あちこちで見かける弁当のチェーン店だが入ったことない。
 昼、ついフラフラと入店し、焼肉弁当530円を買う。
 で、けっこうおいしゅうございました。

9/29
◆ 大学受験
 中国の統一入試「高考」(ガオカオ)の様子をテレビで紹介してた。
 あまりの熾烈さに胸が苦しくなった。
 ぼくも昔、受験生だったころ、成績がいまいち良くなくて辛かった。
 本当にできの良い生徒はたいして苦労もせずに成績が良いのだ。

9/30
◆ ある論争
 直木賞作家・桜庭一樹『少女を埋める』(2022、文藝春秋)は物議をかもした。
 翻訳家・鴻巣友季子による書評に作者がクレームをつけたのが発端。
 読者には誤読する権利があると思われるので
 ぼくには桜庭のほうが分が悪い気がする。
 けれども、ぼくのようなうすっぺらい速読派は
 論争の味わい深い点も軽やかに流して、平気で生きている。

Back to Home