つぶやき |
◆ 予防接種 インフルエンザ・ワクチンの注射を受ける。 病院に来ているのは高齢者ばかりで、みな見るからにヨボヨボ。 ぼくの存在も、そのなかで何の違和感もないんだろう。 |
◆ 翻訳再開 体調が悪いのを「言い訳」にして作業をさぼってきた。 しかし、さぼってるうちに頭もボケてきた。 まだ体や頭が多少元気なうちに「しごと」を進めたい。 |
◆『英語教育論争史』 最近出たばかりの本(講談社選書メチエ、2022)だがおもしろい。 英語の教え方をめぐって、100年前から同じような論争がおこなわれてきたと知る。 筆者(江利川春雄)は論争をバランスよく紹介する。 |
◆「教育と愛国」 くにたち映画祭と称するイベントで観たドキュメンタリー映画(2022)。 教育への政治介入が進んでいる、というメッセージは伝わるが 監督の力量不足のせいか、映画としては雑。 |
◆ グリーンスプリングス 立川のモノレールの下におしゃれな広場がある。 近くの病院に行ったついでに入ってみた。 北欧マルシェなるものが催されており、客であふれる。 ぼくは何も買わず、うろついただけだが この手の祭、けっこう好きで、心は浮かれてしまいます。 |
◆ 天下市 国立駅前の大学通りでもお祭りをやってる。 大学の学園祭とセットだったころはそれなりに盛り上がった。 いまでは分離しており、ぼくはどちらにも行かない。 |
◆ 部屋にこもる 一歩も外に出ず、パソコン画面でイギリス映画をふたつ観る。 「アイ・イン・ザ・スカイ」Eye in the Sky, (2015) ドローンで6千メートル上空から「テロリスト」を攻撃するイギリス政府。 「ディストピア」The Girl with all the Gifts. (2016) 知的なゾンビの少女が人類滅亡後の世界を生き抜く。 |
◆ 太ってきた 体重が増えると血圧も上がる。 医者は降圧剤を処方しながら、ぼくの食欲旺盛をほめる。 |
◆「マルセルの夏」 フランスの国民的作家マルセル・パニョルの自伝的小説を映画化したもの(1990)。 いま、立川の映画館でリバイバル上映されている。 ぼくは1990年、それをフランスで観て、やたら感激し 本屋でパニョルの作品の文庫本(ペーパーバック)を十数冊ごそっと買った。 |
◆ 衰え なるべく散歩して、体を鍛えようと思う。 しかし、気持ちが前向きになる分だけ気落ちする。 30分ほど歩くと休憩したくなるのは、これまでになかったこと。 |
◆ ちゃんと歩けない 高齢者は何をするのにもヨタヨタヘロヘロになる、と樋口恵子はいう。 で、彼女は70〜90のあたりの時期を、ヨタヘロ期と名付けた。 う〜む、ぼくはまさにそれだな。 |
◆「Dr.コトー診療所」 2003年と2006年に放送されたテレビドラマ・シリーズ。 ぼくはそのドラマひとつも観てないが、今年12月に公開される映画は観に行こうかな。 ネット上の書き込みによれば、けっこう泣かせるらしい。 |
◆ 運転免許証 もう3年ほど、車の運転をしてないが、免許更新には実技がある。 免許の返納はしたくない。 いざというときのためだが、「そんなときはない」と家族に言われた。 |
◆ オイルサーディン 冷ご飯はあるのに、おかずがない。 棚の奥に缶詰(業スーで買ったポルトガル製)をみつけた。 賞味期限は2019年12月で、3年前に切れてるが、匂いは悪くない。 んで、食ってみたわけよ。 腹の具合は特に異常なし。「あら何ともなや」の境地。 |
◆ ラタトゥイユ 棚の奥に、これも業務用スーパーで買った「野菜のトマト煮」(スペイン製)があった。 レトルトの賞味期限切れながら、今回も挑戦。 細いバゲット一本とともに、ガシガシ食べました。(おいしい) |
◆ 混濁 寝しなに、自分がかつて行った信州の松本を思い出す。 あそこでカレーうどんを食ったなあ、と思う。 いや、それは愛知の豊橋に行ったとき。 あれーっ、それじゃ松本では、何食った? |
◆ ママチャリ いちおう三段変速なのだが、二段目でもペダルが重い。 ひょっとしたら、気づかぬうちに体力が落ちた? でも逆に考えれば、ペダルが重いと脚力をつける運動になる。(ってか) |
◆ 階段の降り方 学生時代のサークルOB会で都心に行った。 駅の階段、登るのはいいが降りるのが怖い。 ぼくがのろいせいで、他の客に迷惑をかけるのもつらい。 |
◆ 語学の天才 辺境探検家・高野秀行の近著『語学の天才まで一億光年』を読む。 冒険旅行に必要だからマイナーな部族の言語も習得したらしい。 すごいなあ、と思う。 しかし、そのメッセージの基本は千野栄一の名著『外国語上達法』(岩波新書、1986)と重なる。 つまり、語学は必要がなければ学べるものではない。 |
◆ 自転車が怖い 自分の自転車ではなく、向こうから来るやつが怖い。 ぶつかったらどうしよう、と思う。 なにしろ、こちらの運動神経がきわめて鈍くなってる。 ガキンチョやおばさんが乗る自転車だって危ない。 |
◆ ガレージ 25年前、増築した2階の下を車庫にしたが、今はそれが壊れてる。 シャッターが開かない。 車は毎日、近くのコインパーキングに入れてる。(場所は日替わり) ぼくは車をさわれないので、ただ家でボーッとしている。 |
◆ 動かず 雨が降ったりすると、家の中でじっとしていることが多い。 がんばって傘をさしてコンビニとかに行こうと思うが 3年前みたいに転倒して骨折するのはごめんだ。 |
◆ 賢兄愚弟 大学に入って、とてもできる男に出会った。 3年後、その弟が入学したが、弟はあまりできなかった。 兄は卒業後、出版社に入り、弟は大学院に行って一橋の教員になった。 俗見では、兄は弟を「先生」と呼ぶような立場となった。 その兄の訃報が届き、ぼくは昔のことを思い出した。 |
◆ 間食 体調がいいわけでもないが、小腹が空く。 んで、超硬いチョコを少しかじり、堅焼きせんべいを数枚かじる。 微妙に体重が増える。(痩せるよりも健康だと思う) |
◆ いや〜ん 表の通りに面した側(北側)に車庫があり そのシャッターを除去したので、家の裏側が丸見えだ。 いままで隠していた恥部をさらけ出した形。 |
◆ 和訳 出版にまでたどりつけるかどうか不明だが、翻訳をしている。 不覚にも、ここ数年もたついている。 読みやすい日本語にするため、行きつ戻りつしている。 |
◆ W杯 サッカーのワールドカップがカタールで開かれている。 来年はラグビーのワールドカップがフランスで開かれる。 ラグビーなら、ぼくもフランスに行ってスタジアムで試合を観たい。 しかし、お金の問題だけでなく体(健康)の問題もあるから こりゃー、とうてい無理だな、と最近はすっかりあきらめている。 |
◆ 旧友 幼稚園のときからの友人と会う。 入った居酒屋は騒がしすぎて、お互い声が聞こえない。 ま、話すこともろくにないので、しばらく黙って飲み じゃあ、またね〜、と笑って分かれる。 |
◆ 没陽(いりひ) 30年前の現代短歌だが、ネット上でこんなのを見つけた。 「林真理子のヌードのように容赦なく秋の没陽がわれを責めるよ」(藤原龍一郎) う〜む、あのころ、ぼくもそれを見て、ひえ〜と思ったよ。 |
◆ 現代短歌 もうひとつ、こんなのどうだ。 「だしぬけにぼくが抱いても雨が降りはじめたときの顔をしている」(加藤治郎) く〜、なんだか、ぐぐっときちゃうね。 |