つぶやき |
◆ 立川で映画 ベルギー映画「トリとロキタ」(Tori et Lokita, 2022)を観に行った。 名匠ダルデンヌ兄弟の作品だから、はずれなし。 アフリカの難民である少年と少女がベルギーで遭遇する過酷な現実。 う〜、しびれたな〜。 |
◆ 見えない人間 Invisible man 散髪をしたのは、家族から「見苦しい」と、とがめられたからだ。 んで、昨日、床屋で少し髪を切ってもらったのだが 家族からはまったく何の反応もかえってこない! i> |
◆「死霊魂」Dead Souls 1950年代末、中国で右派とされた人々は強制収容所に送られる。 そして飢饉のため大半の囚人が餓死する。 生き残った人々へのインタビューで、9時間近くの記録映画が作られた。(2018) その三分の一をようやく見ました。(GYAOの動画サービス) すさまじい話なので、見るのもつらかった。 |
◆ 減量志向 はい、努力して食べる量を減らしてます。 だけど、むしょうにお腹が空くので 棚の奥に「隠している」せんべいを食べちゃう。 |
◆ 運動不足 自分で用事を作らないかぎりどうしても部屋にこもる。 楽ちんだからね。 体を動かすために駅前の書店にでかけた。 んでも、帰路の2キロ弱は歩ける自信がなく、バスに乗る。 |
◆ 無芸 1950年代末の中国、百花斉放というんで口だけ達者な知識人は 言いたいことを言って、右派とされ、収容所で餓死した。 学者・文化人なんて、そういう環境のなかではまるで無力だね。 やっぱ農民や職人のほうが強くて役に立つ。 映画「死霊魂」を見終えての、底の浅い感想。 |
◆ またも立川で映画 英映画”Living”(2022年)は黒澤明の「生きる」(1952年)のリメイク(カズオ・イシグロの脚本)。 それなりに評判の映画なので、観客は多かった。 映像はきれいだったが、映画としては昔のもののほうが出来がよい、とぼくは思う。 |
◆ まじわり? 同居している家族との会話はないが ぼくを叱りつけることばは降ってくる。 納得はできないが、理解はできるから、黙っている。 |
◆ 傑物 最近、17世紀の哲学者スピノザがまた見直されている。 スピノザ研究者上野修さんもあらためてその秀才ぶりがきわだっている。 2年ほど前だったか、その上野さんがぼくに会いに来たんだよ。 ぼくが専門にしている19世紀の社会主義者はスピノザをどうとらえていたか、 上野さんはそれを知りたくて、国立駅前まで来てくれたんだけど 飲み屋で話し始めてすぐ、かれはぼくから何も学べないと見抜いてしまった。 でも、すぐに退散しては悪いと思ったみたいで、しばらくつきあってくれた。 その親切な会話の引き伸ばしが、ぼくにはチクチク痛かった。 |
◆ ハングル 居間のテレビではもっぱら韓国のドラマが流れている。 いきおい、ぼくの耳にもセリフが聞こえてくる。 ああ、ぼくもまた朝鮮語にトライしたくなった。 ひそかに辞典を買って、ふたたびこっそり勉強を始めた。 |
◆ 体幹 歩くと何だか体がふらつく。 地面に映る自分の影は、ふらついていない。 だから、ふらついている気がするだけかも、ね。 |
◆ ヒヤリ 自転車は漕ぎ出してしまえば、さほどふらつかない。 んで、なるべく自転車にのって外出するようにしてる。 ただ、横から自転車でとびだすガキンチョや、後ろから音もなく抜き去るおばさんは怖い。 |
◆ 地域活動 隣の福祉館でやってる「こども食堂」や無料の「復習教室」は評判がよい。 復習教室は高齢者向けの英語教室みたいにもなってる。 ぼくも声をかけられたが、それはカンパの要請だった。 そうだよね、ぼくは人に教えてあげられるものを何ももってないんだ。 かつてぼくは「先生」という肩書で人に教えるふりをしてたが 学生に「学びの手応え」はひとつも与えられなかった。 |
◆「ザ・ホエール」 米映画 "The Whale" (2022) はいい映画だったな。 あらかじめメルヴィルの小説「白鯨』を読もうと思ったのに 市立図書館の本は貸出中。 古本を通販で注文したが、それは映画を観た後に届いた。 |
◆ 脳神経内科 2年ぶりに脳のMRIを撮ったので、その結果を聞きに行く。 小さな梗塞はあいかわらず散在するが 歩行のようすに変化はないので、このまま放置。 体のふらつきについては、さらに散歩に励めとのこと。 |
◆ 宗旨変え ちょっとした来客があったので、寿司の出前をたのんだ。 ぼくは基本的に生魚は苦手なほうだったが 不思議なことにこの寿司はおいしいと思った。 いかんなあ、年来の貧乏趣味が崩壊するのか。 |
◆ ネパール料理 自転車で少し走った町外れのカレー屋で「持ち帰り」を買う。 おいしいし、大きいナンが1枚ついてる。(5百円) 帰宅して、誰もいない台所で一人しみじみと食べる幸せ。 |
◆ 小刻み歩行 歩行障害がだんだんひどくなってきた。 このパーキンソン症候群は、本物のパーキンソン病とちがって 治療する薬がなく、体を鍛える以外に手がない。 とにかく、転倒しないことがもっとも肝要なのだ。 |
◆ 整理術 ぼくの恩師たちは、書物を収めるための別荘などを購入したが かれらの没後はどうなっちゃってんだろうな。 ま、余計なお世話ですけど。 ぼくは10年前、鹿児島を去るとき、かなりの数の本を処分した(=捨てた)。 ただ、このごろは、階段に積まれたものがひとの迷惑になってる。 |
◆ 泌尿器科 予約がやっととれたんで、近所で大評判の病院に行く。 さすがに医師もナースもてきぱきしごとをする。 かと言って冷淡ではない。 しかし、これまでの病院で味わったゆる〜い感じもなつかしい。 |
◆ 免許証返納 立川警察署まで行きました。 自動車も原付も、もう3年ぐらいまったく運転してない。 海外でレンタカーを利用することもあるかなと考えて、返納をためらってきた。 |
◆ 市営プール 水中ウォーキングだけでも脚が鍛えられるかも と考え、高齢者割引(2時間150円)にも惹かれて、自転車で行く。 初めて入るプールだが、国立市らしく少し貧乏くさいのがいい。 |
◆ 2日続けてプール 水中歩行は体によさそうな気がして、また行った。 ところが、タオルとバスタオルを持参せず。 小さなハンカチ一枚で体をふくはめに。 |
◆ 3日連続 市営プールに連日、夕方4時すぎに出かけている。 なぜだか、いつも客は少ないのでありがたい。 ここでは誰もお互いに挨拶などしない。 |
◆ 水中ウォーキング なぜか妙に勤勉にプール通いを続けている。 4回目は、ほかに利用者がおらず、プールにはぼく一人。 監視員二人に見つめられ、一段と熱心に体を動かす。 そしてプールからあがったとき、タオルを持参してないことに気づく。 |
◆ 疲れ? へっへっへ、プールには行きませんでした。 夕方、スーパーまで歩いて行ったら、それでもう満足したんだ。 |
◆ レインウェア 雨の日も自転車に乗るため「ポンチョ」を買うことにした。 20年ほど前には、中国旅行して「本場」のものを買ったんだ。 あんときは、街角の自転車屋の軒下にあったのを衝動買い。 分厚くてゴワゴワしてたが、それも味わいだった。 |
◆ 風体 かつて勤務校の国際交流で、インドネシアや中国に行かせてもらった。 そのつど、シャツや下着は現地調達した。(現地の古着屋で買ったことも) すべて安物なのに、なぜか捨てずに、多くを今でも使ってる。 だから、普段着のぼくは、まさしくボロをまとった薄汚いジーさん。 |
◆ 初夏 この町も、この季節だけは美しい。 木々の緑が、鹿児島では味わえないほど美しい。(嘘ではない) 近隣の町でもそうかもしれんが、確かめたことはない。 |
◆ 遺物 近所の国立高校横の道路に、ジーさんたちがたむろしていた。 金網越しに、野球部の練習試合を見物しているのだ。 ぼくの田舎では、子供らの草野球でもおっさんたちが見物してたなあ。 |