つぶやき |
◆ やせない 大食でも自分は「太りにくい体質」だと思っていた。 でも、このごろは減食しても体重は減らない。 もっと軽やかに街を歩くためにもどうにかしなきゃ。 |
◆ ハクビシン 夕方6時すぎ、自転車で帰宅中、体長1mぐらいのを見かけた。 5mほど先の道路をササッと横切っていった。 防除の対象動物らしいので、通知すべきかと思ったが 市のホームページには「ぜひ知らせよ」との呼びかけはない。 |
◆ 衣料専門店アオキ 大学のサークルのOB会に着ていく安物のジャケットを買った。 パジャマ・スーツという名前がついている。 そのまま寝転んでもいいようなヘロヘロの生地だ。 あのOB会なら、そのていどのお粗末な服装でいいだろう。 |
◆ 無我 プールでは、ただひたすら歩いている。 もっぱら水面のゆらめきを眺めながら歩く。 こんなふうに何も考えずに1時間以上すごすなんて ぼくには初めての体験のような気がする。 |
◆ 時計が壊れた 安物のソーラー電波時計が不調。(時間がつねに10分ほど遅れる) どうにかしようといろいろいじくるが、だめ。 ふだん使わないI iPhoneを時計がわりに使おうと考えて いじっているうちに変な画面になり、元にもどせない。 |
◆ 釜飯 駅の裏にテイクアウトで売っている店があるらしい。 ひとからそれをいただき、懐かしがって食った。 その容器の再利用を考えるのも懐かしいぞ。 |
◆ 洋楽 高校のときは板付基地の極東放送が流すポップスを聴いていた。 いまは Spotify で1960年代の歌を懐かしく聴いている。 Spotify だと英語の歌詞が紹介される。 英語の歌詞は高校生のぼくにはまったく聞き取れなかったんだよ。 |
◆ 雨具 おお、よしよし、雨が降った。ポンチョの出番である。 自転車に乗ってもズボンは濡れない。 長靴は物置の奥だから、探さず、いわゆる便所サンダルを履く。 |
◆ パジャマスーツのボタン 買ったばかりのアオキのジャケット、ボタンが1個ほつれてる。 店にもっていけば新品と交換してくれるかも、と思ったが 差し出したらすぐ修理してくれたので、黙って退散。 |
◆ 完全装備 プールでは、海パンのほかに帽子の着用が義務。 ゴーグルの着用は義務じゃないけど、ぼくはかならず着ける。 水中歩行しかしないので、ゴーグルはいらないんだけど、着ける。 着ければ「本気」モードになり、それでぐんぐん歩く。 |
◆ 効果のほど 毎日自転車で出かけ、プールで1時間すごす。 まだ日が浅いので、体重は減らない。 しかし、お腹はものすごく空く。 |
◆ 効果なし 久しぶりに坂の上の生協まで歩いて行く。 日頃プールで鍛えられているはずなのに すごく疲れ、休み休み歩いて、やっと着く。 |
◆ 長編小説 バルザック『幻滅⎯⎯メディア戦記』を隣町の図書館から借りた。 同名の映画(仏、2021)の原作だが、上下二冊で、しかも字が極小。 読みたい気持ちはあるのに、読む元気がない。 |
◆ 体が丈夫なら この秋、フランスで開かれるラグビーのワールドカップを見に行きたかった。 トゥールーズで日本戦が2試合おこなわれる。 電車で行けるどこかの街で、安宿・民宿に2週間泊まりたい。 食事はほぼ自炊でいい。(バゲットとチーズだけ、とか) なんてことを2年前までは考えてたんだよ。 しかし、じっさいはチケットの入手も困難らしい。 |
◆ 何のため? 雨の中、ギコギコ自転車を漕いでプールへ行く。 お腹が空くこと以外に、これといった効果はない。 |
◆ 足が上がらない 老化による筋肉の衰えのせいらしい。 それを克服するための運動法があれこれあるらしい。 そばで見ている人がいなければ、ひとりで黙々とがんばらにゃーならん。 独房にいて密かに体を鍛えている囚人を模範とする。 |
◆ 山口百恵さん 大きく言えばご近所さんなので、呼び捨てでなく、さんづけにした。 プールの帰りに必ず、お家、というかお屋敷の横を通る。 お会いしたことは一度もないが、なんだか自慢である。 なにしろぼくは根っからの田舎者ですからね。 |
◆ 声帯の劣化 学生時代のサークルのOB会に出る。 しめくくりは懐メロ『幸せはここに」の合唱だ。 ところが、ぼくは歌おうとしても、声が出ない。 じつは、会の冒頭で、各自近況報告をするときも、うまくしゃべれなかった。 ふだん、ひとと会話することがほとんどないからね。 |
◆ 独唱 声を出す練習ならカラオケに行けばいいんだろうが あいにく、そういう店にはひとりで行ったことがない。 だもんで、自分の部屋で、小声で歌ってみた。 Spotify で「小学唱歌」を流して相和す。 |
◆ テレビ好き おもしろそうな番組を密かに録画して 昼間、ひとがだれもいないとき、居間で見てる。 ま、ひとがあまりおもしろいと言わなそうなドキュメンタリーが多い。 |
◆ 話し上手 どんな話もおもしろくしゃべれる人を知っている。 うらやましくてしょうがなかった。 ぼくにもあんな技があったなら、家族もぼくの話に耳を傾けるだろうな。 |
◆ 睡魔 夜はちゃんと寝てるのに、昼も眠たい。 だから、シャキッと目覚めている時間はほとんどない。 ちっとも「やる気」が出ないので、病気なんじゃないか、と思うよ。 |
◆ 学会 友人が全国大会で報告するという。 その報告のもとになった論文(英文)は、あらかじめPDFで配布された。 読めば内容も刺激的だし、英文は流麗だ。 こういうりっぱな研究者を「友人」と呼ぶのも恥ずかしい。 |
◆ 昔日の夕陽 鹿児島に住んでる老人が毎日のように近所の写真をブログで紹介している。 それを見ると、JR鹿児島中央駅の周辺はたいへんな変わりようだ。 ならば、ぼくがかつて住んでいたところはどうだ? Google Maps で画像を見て驚いた。 ぼくの住んでた家は、最後に2年間住んだアパートを除いて、すべて跡形もない。 |
◆ 指がつる 夕食のとき、右手の指が……。 経験的に、これは体の水分が不足してるせいだ。 ペットボトルの水を一気に飲むと、しだいによくなる。 |
◆ お役に立ちたい 近所にいくつか並んだスーパーの、小さめの店でコストコ・フェアをやってる。 本物のコストコより割高だけど、会員でなくても買える。 家の者からペーパータオルを買ってこい、と頼まれる。 ものを頼まれるのはめったにないことだから よろこんでほいほいと引き受け、自転車を走らせる。 |
◆ 歩行力 う〜む、プールではだいぶん上手に歩けるようになった。 しかし、水から上がるとあいかわらずだ。 よたよた歩きを続けております。 |
◆ 歴史学研究会 一橋大学の前を通ったら、この学会の大会開催中の看板が目に入った。 「現在につながる過去/つながらない過去」 なかなか魅力的なタイトルである。 非会員でも参加費を払えば中に入れる。 ぼくは一瞬立ち止まったが、通り過ぎた。 |
◆ 遺失 1ヶ月で3回も、プールに物を置き忘れ。 1回目はシャワー室にゴーグルを、2回目は脱衣所にキャップを、 3回目は脱水機のなかに海パンを。 ぼくはもう、すっかり緩みきってるのである。 |
◆『俳句と遊ぶ法』 江國滋の1984年刊の本を、このところ毎晩、風呂の中で読んでる。 昔読んだ本だと思うが、何も覚えてないので新鮮だ。 おもしろく文章を紡げる人の才能に毎晩感心する。 |
◆ 本郷隆盛 大学1年生のとき、いっしょにクラス委員をやった。 ほどなくして彼は結核療養所に入った。 ぼくは彼に頼まれて本を持って行ってあげたことがある。 その後、彼はいつしか退院し、日本近代思想史の研究者になった。 ちょっと検索したら、Web上での討論会に出ていた。 日本学術会議にかんする議論で、彼はすべての党派を批判する。 りっぱになったもんだが、話し方は大学1年生のころの方がもっと上手だったな。 |