つぶやき |
◆ お休み 事情により |
◆ 体力減退 歩きまわることを許されず、終日ベッドの中。 着替えのとき立ち上がったら、よろける。 腹筋も弱くなってて、ベッドに座ろうとすると後ろに倒れる。 |
◆ 薄情 母親が病気のときも、ぼくはなんとなく冷ややかだった。 父親が病気のときは、さらに冷ややかだった。 ことほど左様に、ぼくは「人情」が薄い人間なのである。 だから、誰に対しても「親身になれない」のは当然だ。 もちろん、その報いはしっかり受けている。 |
◆ 不義理 眠れぬままに昔のことどもを思い出す。 ぼくはさんざん人の世話になった。 それにちゃんとお返しをすることもなく生きてきた。 な〜んて、いまさら懺悔めいたことをいってもしょうがない。 借金と同じく、相手が忘れてくれてればありがたい、と寝返りをうつ。 |
◆「ぶあいそうな手紙」 2019年のブラジル映画をノートパソコンで観る。 ほとんど視力を失った78歳の老人はウルグアイ出身。 故国に住む昔の女友だちから手紙が来る。 代読してもらい、返事も代筆してもらって文通する。 しみじみするようないい映画だったな。 ぼくがかつての女友だちに手紙を出しても、返事はもらえそうにない。 |
◆ 済東鉄腸(さいとう・てっちょう) 評判の本がようやく読めた。(図書館の本で予約者が多かった) 『引きこもりの俺がルーマニア語の小説家になった話』(2023,左右社) 千葉からほとんど出ず、海外に行ったことがない30歳、というからすごい。 評判になるのもうなずける本だ。 |
◆ マイナーな言語 上記の済東鉄腸は Netflix を利用してルーマニア映画などを観たという。 Netflix はワールドワイドなので、たいていの国の映画が観られる。 英語はもちろん現地のことばの字幕もつくらしい。 ぼくが鹿児島で苦労したことが、あっさり解決している。 |
◆ 外国映画 かつてダウンロードした映画がたくさんたまってる。 もちろん、やみくもに(てあたりしだい)集めたわけではない。 IMDb(Internet Movie Database)の採点を参考にしてる。 英語字幕は、やっぱ読むのはめんどうといえばめんどう。 字幕を読むのが忙しく、映画を味わってられないよ。 |
◆「怪物」 評判の日本映画を、隣町までバスに乗って観に行った。 観客は多かったが、映画はぼくには少しむずかしい。 2度観ないとわからないみたいだが、2度観る元気は出てこない。 |
◆ 田舎の優等生 ものごとには正解というものがある、と信じていた。 おもしろい答えや味わい深い答えは、まちがいだと思った。 おかげでぼくは、おもしろい人間にも味のある人間にもなれなかった。 |
◆「茶飲み友達」 高齢者の「交際」を描いた映画だが、観ないうちに終わっちゃった。 映画を見て勉強したかったな。 老人男性にとっては「話し相手」を見つけるのもむずかしいのよ。 |
◆ パニック障害 中学生のころからなじみのものだ。 発作が起きると死ぬかと思う病気だが、中年になって治まった。 病名を知ってすっきりしたのと 発作とのつきあい方を経験的に学んだからだろう。 |
◆ 翻訳家 評判のいい柴田元彦氏は、翻訳についてあれこれ語っている。 それを数冊、うなずきながら読んでいる。 「頭のいい人は翻訳に向かない」という。 なるほどね。 |
◆ イチニ、イチニ 家の中でもすり足で歩く。 足がしっかりあがらないんだ。 だから、小声で自分を励ましながら歩く。 |
◆ 福祉有償運送 この界隈はバスで病院に行きにくい。 自転車に乗れない今、タクシーを利用する。 と、そのための福祉サービスがあると知る。 ぼくは要支援1の身体不自由老人なので、資格は十分。 年会費千円で、市内の移動は一律5百円だぜ。 |
◆ 軟弱者? 鹿児島で暮らした三十余年、家にはエアコン設置せず。 ところが、いまでは家のエアコン、つけっぱなし。 |
◆ 英彦山 ひこさん、と読む。 山伏たちが修行する山で、ぼくの親戚も山に住む。 親戚が何ものなのか不明だが、小学生のとき遊びに行った。 テレビで山が紹介されていたので、なんだかうれしかったな。 |
◆ 動かず 猛暑ってのもあるが、体がちゃんと動かないので部屋ごもり。 おかげでますます体がなまる。 意を決してコンビニにアイスモナカを買いに行く。 |
◆ 東京競馬場 府中の競馬場には50年ほど前に一度行ったことがある。 いまの競馬場は家族連れでも楽しめるようになってるらしい。 食事どころも百ぐらいあって、有名な店もあり、心ひかれる。 百円バスで近くまで行けるが、大混雑の場内を歩きまわれるだろうか。 |
◆ 風俗店 昔から興味津々なんだが、入ったことがない。 数年前、高校時代の友人がツアーを企画するみたいな話があった。 そいつの引率で老人の初心者集団がさんざん楽しんだという伝説も聞いた。 ところが、そいつが路上で転倒して、体が不自由になると 話もそれっきり。 |
◆ インターネット回線変更 ぼくじゃなくて家の者が申し込んだ。 業者(ソフトバンク)によれば、作業は超簡単。 が、ぼくはなぜか四苦八苦。 これまでの室内LANの環境が不要になるとは思わなかったからだ。(悔しいから半分残す) |
◆ イーデンパーク・スタジアム ニュージーランドで開かれている女子サッカーW杯、初戦の会場だ。 自慢じゃないが、ぼく、中に入ったことあるんだよ。 15年前の春、オークランドで、地元のラグビーチーム、ブルーズの試合を観に行った。 観客みんなが大騒ぎしてたことしか覚えてないけどね。 |
◆ 水中ウォーキングしたい 市営プールは市役所の隣だからバス停もそばにある。 しかし、そのバスの路線はぼくの家から少し離れている。 ぼくがそのバスに乗るには1キロほど歩かねばならない。 いま、チャリンコが使えないぼくは、プールにも行けないわけだ。 |
◆ 老衰 体力というか、生命力がだんだん低下している。 ものを考える力まで減退している。 いかん、いかん、と思う。 まだ余力があるうちに済ませておきたいことがあるのよ。 |
◆ 神経痛? 左腕のつけ根が急に痛くなる。 これも自分としては中学生のころから馴染の症状だ。 水を飲めば痛みはやがて消えると経験的に知ってる。(熱中症の一種?) |
◆ プリンターの終わり 2010年に買ったレーザープリンター(ブラザー製)が使えなくなった。 10数年、よく使ったもんだ。 もう、かつてほどプリントをすることもないから、まあ、いいや。 |
◆ 借り出し本 国立市の図書館は貧弱なので近隣の図書館に頼る。 府中がいちばん充実してるが少し行きにくい。 んで、いまは立川市から2冊、国分寺市から1冊借りている。 ただ、いまは体が動かないので、返却にも行けない。 |
◆ 暑さの夏はよろよろ歩き 歩かないでいると足も退化する。 えいやっ、と力んで歩き出す。 バス停2駅分歩くのがやっとです。 |
◆ 町中華 近くの店に天津飯を食いに行く。 住宅街のなかにあるのでぜんぜん目立たないが、そこそこ客はある。 こういう店はつぶれちゃいけないので、なるべく利用する。 ぼくの家も貧しい田舎の食堂だったんで、親近感がわく。 |
◆ 知の巨人 ぼくがひたすら感服するばかりの知識人、文化人はけっこういる。 いま読んでる『春秋の花』(講談社文芸文庫、2023)の著者・大西巨人もそうだ。 日本語の詩歌を短く紹介して唸らせる。 |
◆ バンドゥン アメリカ人がインドネシアの地方都市をうろつく動画を見て、泣きそうになる。 20年ほど前、ぼくは毎年のように学生を引率してあちらに行った。 学生はホームステイさせるので、ぼくはやることがなく、街をただうろついた。 いまは、この「ただうろつく」という行動が懐かしい。 |