つぶやき |
◆ 近くの郵便局 朝8時半、足をひきずってお金を下ろしに行くと、まだあいてない。 開くまで待つか、出直すか、悩む。 すでに暑い(熱い?)日差しのなか、足をひきずって引き返す。 |
◆ 帰ろかな 中学校の同窓会がこの秋ひらかれるとのお知らせ。 おお、ぼくなんかに、よくぞ知らせてくれたと、少し感激。 このごろ、昔の思い出にひたることがあったので、タイミングぴったり。 |
◆ なよなよ ぼくがただひとりだけ知っている田舎の女友だちに電話した。 おっ、元気そうな声が聞こえてきたので泣きそうになる。 つまり、ぼくはもう心も、しっかり直立する力がないのである。 |
◆ 独居願望 しごく当然なことに、ぼくは不愉快な老人として扱われている。 ぼくもひとの迷惑にならないよう、家を飛び出したい。 そのためには、一人で歩き回れるようにならねば。 住まい探しはそれからだ。 |
◆ スポーツ観戦 ぼくは野球は見ないので甲子園もまったく気にならない。 このごろ気になるのは女子サッカーW杯とラグビーの国際試合かな。 とはいえ、語り合う相手もいないので毎日がおだやかだ。 ほんとうは、そんなんで騒げればさぞかし楽しかろう、と思うよ。 |
◆ 帰省の夢 田舎(八女)に安く帰る方法はないかなあ。 ぼくのばあい、泊まるところがない。 多少なりともゆとりのある親戚がいない。 泊めてくれる友人もいない。 そんな何もない田舎には、帰るべきではないのかもしれない。 |
◆ 中学の同窓会 秋に開催されるので、あれこれ考えてるわけだ。 案内状には「全体の集まりはこれで最後になります」とある。 そういわれると、ちょっと行ってみたい気になるのよ。 |
◆ 理想の老後 田舎が嫌で、離れてきたのに、今はむしろそこでの暮らしが羨ましい。 もちろん、じっさいに暮せば嫌になるの、わかってんですけどね。 |
◆ 時代小説 藤沢周平の小説はおじさんたちの心を鷲掴みにするという。 ところが、ぼくには武家のお家の事情がやや面倒だ。 そこをしっかり把握しとかないと、話のおもしろみも深みもわからないことになってる。 それはイギリスの小説でもロシアの小説でも同じなんでしょうが。 つまり、ぼくは文学の方面でも頭がバカになっている。 |
◆ おひとりクッキング ひさしぶりにトマト缶と豆の缶詰で、スープをつくった。 おいしかったなあ。 鹿児島での単身生活で鍛えた腕を、連日ふるいたいような気もする。 |
◆『知性の顚覆(てんぷく)』 ぼくの尊敬する橋本治の本(朝日新書、2017)を読む。 かれの頭の良さと話のくねらせかたに、いつもどおり感服する。 |
◆ 中学と高校の同窓会 同学年の集まり、たてつづけに開催の通知が届く。 同日に開催されるので、両方は行けない。 しかし、一方は田舎の宴会場、他方は有名なリゾートホテル。 行くとすれば前者(中学のやつ)だが、今ちょっと悩んでる。 会って何を話したらいいのか、わからないからだ。 閑人の呼びかけで上野の居酒屋に集まる会なら、バカ話が楽しめるけどね。 |
◆ 自転車屋さん 近くにあった店がなくなって以来、パンクの修理が大変だ。 ずいぶん遠くまで自転車を押して行かねばならない。 郊外のスーパーの中にある店まで大汗をかきながら行きました。 こんなふうに、自転車が使えないとちょっとした買い物でさえ大騒ぎなのよ。 |
◆『ひらがな日本美術史』 大型本 全7巻を橋本治が書いている。(新潮社、1995〜2007) 解説も上等で感心しちゃうが、掲載された絵もすごい。 男女のみならず、男男の交接の図(大写し)などは 田舎者のぼくをどぎまぎさせる。 |
◆ 体力減退 大食をやめて1年以上たつので、いまはフツーに食が細い。 おかげで元気が出ない。 節制の利点は太らないことぐらい。 体が軽くなれば動きはぐんと良くなるはずだったのに。 |
◆ 血圧ノート 朝晩、血圧を測って、わりとまめに記録してきたが 病院でもらう血圧手帳をやめて、スマホのアプリを使うようにした。 簡単でいいのだが、ひとつ問題がある。 ぼくは数字でさえ書かなくなったのだ。 つまり、筆記用具を使う機会がまったくなくなった。 |
◆『百人百句』 図書館の廃棄本コーナーからいただいた本(大岡信、講談社、2001)。 少しずつ読んで、そのつど感心する。 ぼくが名を知らぬ俳人の句の、すばらしいこと。 |
◆ プール 2ヶ月ほどお休みしてた水中ウォーキング再開しました。 しかし、じつはプールまで自転車で来るのに一番体力を使いました。 |
◆ ボイン(死語?) 母親は太っていたが、貧乳だった。 その後も、今日までぼくは巨乳の女性と縁がない。 グラビアとか見ても、とくに何も感じない。 ところが、プールで、水を胸でぐいぐいかきわけて歩く女性を見て、ドキドキしちゃいました。 |
◆ 体が重い 2階だけど、ずっと部屋にいて、あまり下には降りない。 降りると、上るのがちょっと疲れるんだ。 以前のように、トントントンとは上れない。 体を鍛えればどうにかなるのだろうか? |
◆ バランス感覚 じっと立つのはできるが、歩いて立ち止まるのがむずかしい。 自転車でも、ゆっくり直進するのがむずかしい。 自転車専用道路で、自転車とすれ違うのがむずかしい。 片足をついて、むこうが通り過ぎるのを待つ。 |
◆ 足取り 両足を交互に前に出して、ズンズンと歩きたい。 その足を前に出すというのが、そううまくいかないんだ。 足をそう高く上げられないので、いきおいズリ足になる。 だから、ズンズンではなく、ズリズリと見苦しく歩く。 |
◆ 安物買い ショルダーバッグ、ぼろぼろになったの捨てた。 もちのいい、高価な品物は買ったことがない。 女性に何かプレゼントをしたこともあるが そのときでさえ、自分の趣味(貧乏趣味)に沿ってしまう。 おそらく女性は「何よ、このゴミ」とあきれはてただろうが ぼくとしては普通とは一味違う「趣味の良さ」をチラリと見せたつもり。 |
◆ 隠居 可能ならば、の話だが、どこかに部屋を借りて一人で住みたい。 いや、じっさいにそれらしい部屋がある。 4畳ほどの小部屋で、バス・トイレ・キッチン・居間は共用。 つまり、昔の大学院生寮と同じ体裁だが、月額は6万円。 住民同士が居間に集まって語りあう、というのが売りだ。 若者を集めたいみたいなので、老人は入居できなさそう。 |
◆ 一大事 原因不明ながら熱が出た。 問題は、それとともに体に力が入らなくなったこと。 洗面台で急にへたり込み、そのまま身動きもできない。 |
◆ 考える力 頭の衰えと体の衰えがシンクロしてきた。 |
◆ 不調 熱はだいぶん下がったのに元気は戻らない。 ま、昔だってそう元気なほうじゃなかったんですけどね。 |
◆ コロナだそうだ 家のものも発熱。 ぼくはほぼ4日間で「治った」感じ。 ただ、やっぱり階段はそうスイスイとは降りられない。 |
◆ 体重が減った これが唯一の功徳。 ひさびさに70キロを割りました。 |
◆ 自転車でふらつく 現金をおろしに郵便局へ、自転車で行く。 それは難なくできるはずのものだったが 自転車にまたがると、それはそうイージーなものではないと知る。 通るひとも車も稀なのでよかった。 帰宅したらもう、しばらく動かぬことにした。 |
◆ 動かず 少なくとも8月いっぱいは大人しくしていよう。 直立してて横移動しようとしたら体がふらついたもんで。 |