つぶやき |
◆ 首から点滴 よりパワーが出るものに交換してもらった 腸閉塞ってのは全治も完治もむずかしいもののようなので 体が動かせるうちにすこしでも「しごと」を進めたい。 殊勝なもんだね。 |
◆ 養生 入院してるから病気なんだろうが、病状ははっきりしない。 だから、ある意味わけもわからず絶飲食をつづけている。 すでに一週間、何も食べず、水も飲んでない。 体が良くなっているかどうかもはっきりしない。 |
◆ ブギウギ NHKで笠置シヅ子の伝記ドラマが始まった。 ぼく、好きなんですよね、笠置シヅ子。 彼女の歌が町に流れてたころは、ぼくの田舎町にも活気があった。 |
◆ 進展 イレウス(腸閉塞)はよくなってるみたいで、重湯を飲む。 病室も、個室から4人部屋に替わる。 覚悟はしてたが、独り言をいうジーサンもいる。 |
◆ 病室の窓から すぐ横を走る多摩モノレールが見える。 近未来的光景のはずだが、あまり心は弾まない。 この電車、どこかおもしろそうなところへ連れてってくれる感じがしないからだ。 |
◆ 五分がゆ 腹が減ってしょうがない。 これって健康な証拠だと思うんですけどね。 |
◆ 古典の名著 え〜っ、そんなの翻訳してんですか?と驚いてもらえるかもしれない。 でも、それは教養のあるひとの反応。 大学の同窓生の集まりで、その本の話をしたら 何それ?という反応が多かったのでびっくりした。 日本の大企業の元社員たちだぜ。 |
◆ リハビリ 院内で理学療法士のケアを受けている。 おかげで寝たきりにならずにすんでいる。 退院後は、こういうサービスをどこで受けたらいいんだろう? 説明を受けたが、なんだか面倒そう。 |
◆ 退院 10日ぶりに自分の部屋にもどる。 本棚には読みたいのに長年そのまま放置した本が並ぶ。 ああ、ぼくはどれも読まずに死んじゃうんだろうなあ。 |
◆ 眠たい 寝てても足が寒くて、夜、何度も起きた。 んで、昼間はすこし厚着をして過ごす。 と、のべつ眠気に襲われるが、ひたすらウトウトしながら 本も読まず、モニターの画面も眺めずに暮らすのは、存外幸福である。 |
◆ チューナー 三線の弦を調整するための器具を新調した。 古いやつはディスプレイがよく見えなくなったからだ。 しかし、ぼくの三線は安物のせいか、弦がすぐ緩む。 上手なひとは緩んでもすぐに器具なしで調弦しちゃうんですけどね。 |
◆ 断捨離 退職して鹿児島を離れるさい、けっこう蔵書は整理した。 それでも捨てきれずに持ってきた本がまだある。 しかし、そろそろまとめて始末すべき段階に入った。 |
◆ 読んだ覚えがない 本棚にあった本、スーザン・ヒルの小説『城の王』を捨てた。 付箋紙がやたらに貼ってあり、書き込みの字もぼくの字だ。 しかも翻訳の文庫本のほかに、ペーパーバックの原書まで見つかった。 調べたら2018年の12月に、駅前の喫茶店で読書会が開かれている。 ぼくはその本を読んだことも、読書会のことも、まったく記憶にない。 |
◆ ものにならず 70年前後の和製フォークソングをYoutube で立て続けに聴く。 そうそう、あのころ、ぼくもギターを習い始めた。 女の子にもてたい一心でした。 |
◆ 非常食 隣の福祉館に備蓄されているカロリーメイト。 賞味期限切れが間近な分をいただいた。 「どうぞ、もらってください」と言われたもんで。 |
◆ ラグビーW杯 8強に絞られて準々決勝が一日二試合。 真夜中に録画して翌朝見るのである。 見る前に結果がわかっちゃいけないので、すこし苦労する。 |
◆ Spotify で音楽を聴く パソコンにつないでいたアンプ内蔵スピーカがダメになった。 大きめのスピーカーを再利用する気になったが、アンプがない。 で、ネット経由で購入した中古のアンプが届く。 音がちゃんと出るが、机の上はスピーカーやらケーブルでゴチャゴチャ。 |
◆ お散歩 自転車に乗るのは、まあ、できるのだが、あんまり運動にはならん。 だから、二本足歩行に取り組む。 ところが、かつての散歩コース、府中病院裏の森にたどりつけない。 |
◆ チェンジ 本棚のすきまを、また本で埋めた。 おお、なんだか空気が一変したぞ。 さらに仏映画「アメリ」(2001)を Netflix で見たら、気分も晴れた。 |
◆ シルバーパス 千円出せば、七〇歳以上は都内のバス(および都営地下鉄)は一年間乗り放題。 ただし、所得が年額135万円以下の老人に限る。 ぼくはこれに引っかかると思い、はなから諦めていたのに ぼくより裕福そうな人がどんどん使っているので 市役所に行って調べてもらうと、ぼくの所得はわずかにオーバー。 調べたばっかりに、心の平穏が乱れてしまいました。 |
◆ 再入院 恥ずかしながら腸閉塞でまた病院へ。 月初めに退院したばかりの病院なので受け入れはスムーズ(ってか) |
◆ HCU 高度治療室に入っている。 いや、一般病室に空きがなかったので、仮置き。 ぼくは身をすくめています。 |
◆ 部屋替え 一般病棟に移りました。(4人部屋) 点滴の支え台(正式名称不明)を自分でもてば病棟内を歩き回れる。 |
◆ 点滴から五分粥へ だんだん快方にむかっているわけだが 良くなっても走り回れるほど元気にはなれない。 ふつうのよぼよぼジーサンにもどるだけ。 |
◆ 院内読書 デイルームの本棚に患者たちが置いていった本が並ぶ。 黒田龍之助『物語を忘れた外国語』はすぐに読み終えたが 米原万里『打ちのめされるようすごい本』は時間がかかる。 けっこう分厚い書評本で、たっぷり楽しめそうだ。 |
◆ ストーマ(人工肛門) 同室の患者は明日手術らしい。 その準備のため、麻酔医やら看護師らがあれこれ説明している。 なんだか他人事じゃないなと思って、耳を傾ける。 |
◆ 入院生活一週間 ぼくのばあい、ただ腸を休めるのが「治療」なんで ほとんど健常者なのだが、雰囲気に負けて気分は病人。 でも、明日退院。 |
◆ Mac OS ノートパソコンの具合が悪い。 OSが古いせいかもね。10年近く前のものだから。 どうにかしたいが、どうにかする技も使えなくなってる。 |
◆ アップデート パソコンのOSを更新している。 昼過ぎからその作業にかかりっきりです。 待ち時間は長いが、もうひとつのパソコンで映画鑑賞。 |
◆ 自転車に乗って 郊外のスーパーにバナナを買いに行った。 このていどのことでも、自分としてはうれしい。 ペダルをこぎながらニタニタしちゃう。 |
◆ かつては大飯喰い このごろはグンと少食。 小さなお茶碗で一膳。 でも、がまんできずカロリーメイト40gをこっそり1個。 |