つぶやき |
◆ 熱中症 浴槽で気を失っても、家族に発見してもらえばいい。 ぼくのばあい、それが難しい。 自宅でも、いっしょに入浴してくれるひとはいないし 10分おきに様子を見に来てね、と頼むのも気が引ける。 |
◆ 校正刷りを待つ 文庫本で3巻になる本の翻訳を終えたのが昨年末。 編集者から受け取りましたの返事はいただいたが それから2ヶ月、まだ何の動きもない。 |
◆ アキ・カウリスマキ フィンランドの映画監督、最新作は見てないが、旧作を立て続けに見てる。 どれもすでに見ているが、「パラダイスの夕暮れ」(1986)もそうだ。 社会の敗北者をただ、しみじみと描く。 その力の入ってなさ加減がじつにいい。 |
◆ サザン・オールスターズ 結成45周年記念ライブをNHKで放送してた。 夕方、ぼくは銭湯から帰ってきてから歌を聴いた。 桑田佳祐、年を取ったらますます大きくなったな。 ぼくは、かれと同時代人であることにも感動し、泣きそうになる。 |
◆ 都筑忠七先生を偲ぶ会 学生時代のゼミ指導教官の一周忌(昨年3月)の記録動画が送られてきた。 動画(約2時間)に映る昨年春のぼくは、まだ何だか元気そう。 ただ、ぼくのスピーチはすでに滑舌悪く、内容もなく頭の悪さ全開。 |
◆ 上野界隈 高校時代の友人がかかわる書道展を見に、上野まで行く。 小雨降る中、JRの駅から都立美術館までけっこうな距離を歩く。 そのあとの飲み会が主たる目的。 集まった8人のなかには、ぼくより体が不自由なやつもいた。 |
◆ 経口補水液 夜中に足がつる。ときどきこういうことがある。 水を飲めばやがて治まることに、30年ほど前に気づいた。 水よりもミネラルウォーターのほうがもっと効く。 ならば、塩入り砂糖水を自分でつくることにした。 |
◆『浮雲」 映画「浮き雲」は1996年のカウリスマキ作品。 一字違いの『浮雲」は1955年の成瀬巳喜男作品。 どちらも良い映画だが、「浮雲」は戦後日本の姿が見られる。 ぼくは町内の映画館へ母親と見に行ってるはずだが、覚えがない。 小学生が理解するには話が難しすぎる。 |
◆ 小説「ある男」 映画「ある男」(2022)は評判もよかったし、じっさいおもしろかった。 平野啓一郎の原作小説(2019)は図書館に5冊もあった。 ほとんど借り出され、ようやく残っていた1冊をぼくが借りた。 さすがに読みやすく、スイスイとすぐに読みおえた。 |
◆ 模範 ぼくも翻訳とかしてても、スイスイ読める文章が書けるといいな。 例えば、手元にある本では中屋敷均『科学と非科学』みたいな。 |
◆ スペイン巡礼 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の映画を観た。 仏映画「サン・ジャックへの道」(2005)もよかったが 米映画「星の旅人たち」(The Way, 2011)も絵がきれいでよかった。 巡礼だからひたすら歩くのだが、その歩く姿がぼくを励ます。 |
◆ 会話 都内で一人暮らしをしている姉から電話。 姉は、都営の貧困高齢者住宅に住んでいるが、話をする相手がいないんで もうすっかり声がでなくなっている、という。 なんだ、それならぼくと同じじゃないか。 |
◆ デイサービス 週1回、3時間のリハビリに通っている。 すでに2ヶ月を超えたが、ほかの利用者とことばをかわすこともない。 女性は声を出す人も多いが、ぺちゃくちゃおしゃべりを続ける人はいない。 このへんは女性も「インテリ」が多いせいか? |
◆ 過去のメールが消えた 今年になってメールソフトのどこかしらをいじったらしく これまでの受信記録、送信記録がすべて消えた。 ほんとうは深刻な大問題なのだが、軽く困ったなあと思うだけ。 たしかに思い出のよすがは消えたが、生きるうえではあまり困らない。 |
◆ 無反省に生きる幸せ Netflix で邦画「正欲」(2023)を観て考え込んだ。 抵抗感なく多数派に属し、日々を安穏とすごしているぼく。 その薄っぺらな生き方に、「何が悪い?」と開き直るぼく。 |
◆「アメリカン・ユートピア」 ブロードウェイのショウを映画化したもの(2020)。 ぼくは2021年と2022年に立川の映画館で観て、感激した。 今は、それが自宅でも見られる。(U-nextで) 家には誰もいないから、大音量でひとり楽しんだよ。 |
◆「主戦場」 慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画(2018)を見る。 前から見たかった映画なので、見られてよかったけど 出来はいまいちのような気がする。 |
◆ 水中歩行再び 気温が20度を超えたので約半年ぶりに水中ウォーキングをする。 市営プールの利用者は少なく、監視員のほうが多いぜ。 |
◆ 強風をついて プールに行く気が失せてしまいそうなぐらい風が強い。 ここでめげちゃいけない、ってんで、がんばる。 プールにたどりつき、ちょっとした達成感を味わう。 しかも、この日、客はぼくひとりだったりする。 |
◆ リハビリ施設 施設を選ぶにあたってはちゃんと下見した。 この施設ではマシンに頼らず、われわれは号令にあわせて運動するのだ。 そのローテクの感じが気に入ってここを選んだ。 しかしながら、ここでは号令がなければ何もせず、時間をもてあます。 ほかの施設だと利用者が自分のつごうでマシンを使ったりしている。 |
◆ またも風が強い 風が横からだと自転車がふらつく。 向かい風だとなかなか前に進まない。 それでもプールに通おうとする執念はどこから湧く? 家ではそれを誰もほめてくれず、話題にすらならないのに。 |
◆ 水中歩行の時間 まめにプールにかよってるが だいたい30分ほどでやめる。 それで音を上げるというか、もう十分という気になる。 |
◆ 声を出す 会話をする機会がほとんどないと声帯も退化する。 近所のデイサービスではみんなで小学唱歌を歌ってる。 ぼくの通うリハビリの施設でもこれをとりいれたらどうかな と、小声で提案してみたら、即座に拒否された。 歌ではなく運動するさい大声で番号を言えとのこと。 |
◆ 頭を守る 自転車、ママチャリだけど、ヘルメットを買う。 通販で3千円の品物だから、ま、お粗末はお粗末。 |
◆ プールに行かず 2日続きで水中歩行はなし。 常用している靴下、五本指ソックスは脱ぐのも履くのも面倒だからだ。 |
◆ 映画「三体」 中国のSF小説「三体」を翻訳で読んだときも感激したが Netflix で映画化されたのを見たら、さらにしびれた。 いや、まったく、ほんとに弱ったね。 |
◆ おつまみ 小魚アーモンドとか、伝統的な柿ピーとかを机の上にのせている。 口さびしいときに手をだすのだが、けっこう減りが早い。 |
◆ 昔の日本映画 U-next を利用して昔懐かしの邦画を見ている。 懐かしのといってもその時代に見たわけではない。 タイトルは有名なので一度は見たいと思っていた映画ばかりだ。 貧しい庶民の生き方に触れると、なんだか泣きそうになる。 |
◆ 補水液 そのために600cc ボトルを100円ショップで買ったんだ。 はちみつと塩入りの液、2回目を作った。 あたりまえだが、けっこうおいしいぜ。 |
◆ 按摩(あんま) ぼくは体質なのか、肩が凝るということがない。 だから、ひとにマッサージを求めることがない。 だけど、ひとからやさしくさすってもらいたいとは思う。 ならば風俗に行けということになるのかな。 |
◆ 漢字が難しい 昔の無声映画を見てて、字幕が読めなかったりする。 たとえば、と書きかけてやめた。 たんなる恥さらしだもんね。 |