つぶやき |
◆ 誘惑 ぼくを介護するひとの負担を減らすために肥らないようにしたい。 んでもね、おいしそうなお菓子は食べてみたくなるんだよ。 |
◆『口訳・古事記」 町田康の「訳」だが、予想した以上にすばらしく、読めて幸せである。 関西弁が魅力的なので、audible で聴いてみたら、それはさほど感心せず。 |
◆ 介護サービス ベビーシッターじゃなくて、ジジーシッターてのもありそうだ。 散歩につきそって見守るだけでいいんだ。 時給3千円とかでどう? やすい? でも転倒したときに責任を問われるのはやだろうなあ。 |
◆ 自作の補水液 左腕の付け根が痛む。 自己診断によれば熱中症によるものだ。 いつものように水を飲んで治した。 |
◆ 田中裕子主演の映画2つ 「いつか読書する日」(2004),「千夜、一夜」(2022)。 いずれも地方都市でじんわりと独身生活を重ねる女の物語。 生きるとは何かを考えさせられ、しみじみしちゃったなあ。Prime Video |
◆ 病後の立ち直り 年末に2回、春先に1回、腸閉塞で入院した。 いずれも1週間ほどで退院したのだが、すっかり足が弱った。 筋肉は高齢になっても鍛えられるというがホントかね? |
◆ ゲルハルト・リヒター ドイツの現代アートの巨匠。 かれの人生を描いた映画「ある画家の数奇な運命」(2018)を観た。U-next 役に立たない人間は当然のように「安楽死」させられた時代もあった。 |
◆ 発声練習 自分で何かしらしゃべらないと喉が退化する。 自転車で買い物に行ったとき、ひとのいないところで声を出してみる。 ペダルをこぐたびに数を数えるのだ。 あれれ、170あたりで数がわかんなくなってきたぞ。 |
◆ 哲学カフェ この界隈でもがんばって毎週集まりを催している人がいる。 応援してあげたいけど、その人が毎回提示するテーマがどうも、ね。 参加者がテーマを出しあって決める集まりは繁盛している。 |
◆ つまらないヤツ おもしろい人と思われたい。 いっしょに話をしてて楽しい、と思ってもらいたい。 ところが、中身がないのでおもしろいことなど一つも言えない。 底が浅いので、何についても語れない。 話す技術もないので、そもそも相手にもしてもらえない。 |
◆「人生は、時々晴れ」 2002年の英映画の佳作(マイク・リー監督)を U-next で観て、しみじみとする。 ロンドンの集合住宅に住む3家族のいかにも幸せ薄そうな暮らし。 即興劇だった部分も多いらしいが、俳優たちがじつにすばらしい。 |
◆ ミゼラビリズム ぼくは汚そうな服装、貧乏たらしさが好きだ。 この家ではこれがどうにも許しがたいことらしい。 ぼくが部屋にひきこもりになる原因のひとつである。 |
◆ 仕舞湯 ぼくは不潔な老人と思われているので、風呂は最後に入る。 でも、それだとどうしても12時ごろになっちゃう。 だから、夜の風呂は省略し、朝シャワーに切り替えよう。 じつは鹿児島にいたときはそのパターン。(風呂は車で銭湯に行った) |
◆ シルバー人材センター ぼくにはなんの能もないので登録したくてもできない。 駐輪場の受付とか、できそうな気がしたが、やっぱ体が動かない。 包丁研ぎとか、頼みたい仕事ならいろいろあるんですけど。 |
◆ ふきハラ 不機嫌ハラスメントというのがあるらしい。 ひとの挙動・所作を見て、舌打ちしたり、ため息をついたりすること。 うちのばあいは、動作緩慢を露骨に批判されるから、陰湿ではないが。 |
◆ ブータン映画 「山の教室」(Lunana, A Yak in the Classroom, 2019)を観た。Prime Video 陳腐な言い草ながら、はい、心が洗われた気分。 なんだか毎日つらい思いをしているもんで。 |
◆ ハッテン場 鹿児島の大型銭湯、太陽ヘルスセンターの閉店をニュースで知った。 男性客同士の性行為が目に余るものになったかららしい。 ぼくはその近くに住んでいたこともあるんで そこの風呂にも入ったが、そんな光景は見たこともないなあ。 |
◆ 窓越しに ひとの車に乗せてもらって三鷹方面まで出向く。 たいしたことない「世の中の景色」にちょっと感動する。 |
◆ 別の人生 退職後、上京してから、わりとまめに同窓会とかに参加してる。 ぼくも普通の会社に就職してたらどうなっていたんだろうな、と想像させる。 連中の老後生活は楽ちんみたいだが、あまり楽しそうではないなあ。 |
◆ ものおぼえ ものの名前が出てこないことはよくある。 しかし、知っているはずのことなのに名前を言われて 何のことやらわからない、ってのは初めてのような気がする。 むむーっ、ステージが一個すすんだか? |
◆ 名作映画 昼のNHKBSで米映画「ミッドナイト・ラン」(1988)をやってた。 ロバート・デニーロが賞金稼ぎをする話。 傑作なので見たことあるけど、どうしてもまた見ちゃうのよね。 誰もがいうとおり、お話も良いし、どの役者もそろって達者。 |
◆ ルンルン 阿川佐和子ににじり寄られる夢を見た。 けっこう長い夢で、ずいぶん楽しかったが、目が覚めるとすっかり忘れた。 ただ幸せな気分だけは昼近くまで残った。 |
◆ 意外な良書 新聞の書評欄で知った本を図書館から借りた。 ベイクウェル(英国)『実存主義者のカフェにて」(紀伊國屋書店、2024) サルトルやボーヴォワールを柱に実存主義が盛り上がってくる時代を描く。 話がわかりやすくて、おもしろかったな。 ぼくも大学1年生のころに読んでれば、まわりの賢そうな連中の会話についていけたのに。 |
◆ 大学図書館 ちょっとした調べものがあったんで、よろよろしながら自転車で一橋大学へ行く。 調べものは5分で終了。 自転車に乗れなくなったらタクシーで行くしかないが、そこまでして調べたいか? |
◆ 体力減退 つづけて歩くのは10歩がやっとだ。 バナナなどを買いにスーパーに自転車で行くが スーパーの中では歩いてまわるしかない。 急に立ち止まろうとすると大変で、おっとっとっとっと、倒れそうになる。 |
◆ スタミナ 高齢者用リハビリ施設に週1回、午前中だけ通っている。 80代の話好きジーサンがマムシの効用をしゃべっていた。 子供のころ、父親に黒焼きを食べさせられたら、やたら元気が出たという。 話し上手なので信じたくなっちゃうよ。 |
◆ 体の動かし方 家の階段の降り方がわかんなくなってきた。 両足を交互に動かすのだが、それがどうもわからないんだ。 これまで意識せずにやってたが、あらためて考えるとよくわからない。 |
◆ ひとと話さない リハビリ施設に行っても、誰とも話さない。 女性たちは何かしら話ししてるが、男たち(3〜4人)は黙ってる。 マムシの話をしたジーサンは例外だが、男はもちろん女からも相手にされない。 ぼくは聞いてあげるが、とくに反応はしないので会話にならない。 |
◆『翻訳に生きて死んで」 日本の現代文学を韓国語に翻訳しているクォン・ナミのエッセイ。 300冊も翻訳しているが、彼女は翻訳家を名乗ることに照れる。 すごいなあ。 |
◆ 災害対策 避難所に逃げても、トイレが心配。 糞尿があふれて、地獄状態になるという。 このへんでも食品の備蓄はあるが、トイレ関係はダメだね。 |