2025年
 つぶやき

7/1
◆ 立ち上がれない
 ロピアでバナナを買って、レジに並んでるとき異変。
 痛みとか不快感はなく、ただなんとなくしゃがみたくなった。
 するともう起立できなくなった。
 そこらにいるお婆さんなどの助けで立ち上がり、ぶじ会計は終了。

7/2
◆ 台南
 美食の旅、といったブログを覗いたら台南が紹介されていた。
 すてきな美術館が2019年に市内につくられている。
 あれれ、見たことないなあと思ったのも当然。
 ぼくが台湾に行ったの、じつは2017年。(大昔じゃん)

7/3
◆ 邦画「国宝」
 評判の映画を見るために隣町(府中)までコミュニティバスで行く。
 夕方の映画で、帰りは7時45分の最終バス。
 街のレストランで食事ができず、パンを買って帰る。

7/4
◆ こむらがえり
 明け方6時、トイレで用を足した後、左足の先が「つる」。
 なんだか久しぶりだ。
 水分を補給し、さらに塩飴をなめたら、だんだんよくなった。

7/5
◆ 歯の治療
 咀嚼するとき、まだ痛い。
 医者は、かみ合わせの調整を試みるが、ほんとうは歯を抜きたいみたい。
 歯を抜きたがるのは悪い医者、とされるのを先生も知っているので
 ぼくに向かってそんなことは言わないが、気持ちは伝わる。

7/6
◆ 蟄居(ちっきょ)
 暑い日は外に出ないほうがいい、とテレビで言ってる。
 部屋にこもる理由があって、けっこう。
 が、家には誰もいない。
 バナナと食パンとカップ麺ですごす。

7/7
◆ 高橋竹山
 1998年放送のNHK番組・再放送で最晩年の竹山を見る。
 やだなー、もう、しみじみしちゃって、弱っちゃう。

7/8
◆ 腹式呼吸
 心を落ち着かせ、穏やかに生きるために必要らしい。
 老人施設やサークルでそう教えられている。
 だけど、ぼくはそのこつがわからない。

7/9
◆ 政治的な話
 ぼくは夢のなかで、なぜ沖縄が日本に完全返還されないのか、その秘密を知る。
 こりゃ大変だ、みんなに知らせなきゃ。
 そう思って起きたら、秘密の中身はすっかり忘れてしまった。

7/10
◆ クメール・ルージュ
 カンボジアを舞台にした小説「ゲームの王国」を読んでる。
 小川哲という若い作家の作品(2017年)だ。
 いろいろ受賞してるし、感激している読者も多いが
 ぼくにはちょっと難しすぎる。

7/11
◆ 直立できず
 まっすぐ立とうとしても膝が曲がっちゃう。
 猿人のような立ち方になる。
 膝を曲げたまま歩くとますますそれっぽい。

7/12
◆ 怪しい注文
 楽天から、注文承りました、との連絡。
 自転車の部品(6千円ほど)をぼくが買って横浜市の女性に送る、という内容。
 身に覚えのない話なので、すぐに取り消しの手続き。
 その30分後に、別の商品(1万7千円ほど)を同じ女性に送る、という連絡。
 キャンセルの手続きをしようとしたら、ほぼ同時に「お金が引き落とせません」との知らせ。
 それならけっこう、と思い、そのまま放置。

7/13
◆ ミステリー
 ジェフリー・ディーヴァーの「ウォッチメイカー」(2010,文春文庫)を読み始めた。
 評判どおりの名作である。
 大丈夫、新しい「ウォッチメイカーの罠」(2024)もちゃんと借りて手元にある。

7/14
◆ 速読
 本を読むのは速いほうだが、中身を味わうことができない。
 「ウォッチメイカー」上下を読み終えたが、たんに読み終えただけ。
 ぼくは昔からこうだから、人間としての中身はうすっぺらのまま。

7/15
◆ 自然の風
 台風が接近してるという。
 なるほど窓から風がどんどん入ってくる。
 窓を開け放しにして寝たいなーと思う。
 裏のアパートの住民からは丸見えになりますけどね。

7/16
◆ ギーコギーコ
 歯医者に行こうと、自転車にまたがったとたん雨が降り始めた。
 レインウェアの出番だ。
 しかし、こういう服を着るとどうにもペダルが重い。

7/17
◆ 俳人永田耕衣
 NHKで1998年放送のドキュメンタリーを見る。
 詩人高橋睦郎の解説はなんだかくだらなかった。
 が、永田の俳句をいま検索して読むと、意外にいいんだよな。

7/18
◆「幻の女」
 ミステリーの古典でぼくも読んだことあるけど、10年ほど前に改訳が出た。
 その訳も良いというんで、図書館から借りてみた。
 お〜、これを機にほかの古典的名作のあれこれも楽しもうかな。

7/19
◆ 鍵盤
 週1回、高齢者10名が集って体を動かすサークルに参加している。
 月2回はおもちゃのピアノを弾いて、脳の運動をする。
 指導するバーさんは、なにをしゃべってるか、よくわからない。
 ぼくはとにかく両手で音階(スケール)が弾けるようになりたい。

7/20
◆ 人工の風
 恥ずかしながらエアコンをつけて寝た。
 おお、そこはかとなく涼しくて気持ちいい。
 いや、負け惜しみを言うわけじゃないが、エアコンなしでも眠れるんですけどね。

7/21
◆ 食料調達
 食べるものがないのでがんばって自転車に乗る。
 スーパーのなかをよろよろ歩いて、バナナやヨーグルト、食パンをかごに入れる。
 ぼくはこれを2〜3日おきに繰り返している。

7/22
◆ オスカー・ピーターソン
 カナダ出身の天才的な黒人ジャズピアニスト(1925〜2007)。
 あまりにも演奏が流麗なので、ぼくはちょっと敬遠してたが
 かれの生涯を追う伝記映画(2024)を見て、ほとんど感動してしまった。

7/23
◆ 箸でつまめない
 小さな豆とか、つまめなくなってきた。
 こんなふうに「簡単な作業」ができなくなっていくのが辛い。

7/24
◆ 旧友
 電話をかけてきたのは、幼稚園のときからの友人である。
 高校のときは彼の家に無断であがって、レコードを聴いたりしてた。
 上京してからも都内のアパートでよく遊んでもらった。
 そいつが久しぶりに電話してきて、また遊ぼうという。
 あいにくながら、ぼくにはもう、一緒に遊ぶ元気がない。

7/25
◆ ビール
 かつては飲めなかったが、30歳過ぎてから少し飲めるようになった。
 それでも一人では飲まない。(同窓会とかでは飲む)
 家族はみんな風呂上がりに飲んでいるが、ぼくは誘われたことがない。

7/26
◆ 海外旅行
 うちの奥さんはひとりでドイツに行ってる。
 学会発表を「傍聴」するのだそうだ。
 元気でいいなあ、と思う。
 飛行機は中国の格安航空券、宿はB&Bというから、なんだか納得する。

7/27
◆ 蟄居
 ぼくはひたすら巣ごもり。
 もうエアコンが効いているところから離れられない。
 食材はそれなりにそろっているから買い物にも行かなくていい。

7/28
◆ ピアノレッスン
 両手で2オクターブの音階を弾けるようになりたい。ネットで検索すると「初心者向け」に指導してくれる動画がたくさんある。
 それを求める高齢者がじつに多いこともわかった。

7/29
◆「ニンフォマニアック」
 デンマークの映画監督ラース・フォン・トリアーの作品(2013)全2巻を観る。
 題名どおり、かなり刺激的な映像が6時間続く。
 しかし、セクシュアリティとは何か、といった哲学的な対話が話の中心。
 「勉強させていただきました」とお礼が言いたくなる、

7/30
◆ 人形焼き
 七福神のかたちをしたもなか。
 デイサービスの3時のおやつとして出た。
 東京・浅草の名物だそうだが、生まれて初めて食べたよ。

7/31
◆ 空気入れ
 外は暑いし、食材はそこそこあるのでしばらく自転車には乗らず。
 で、ひさびさに乗るために空気を入れる。
 西日差すなかで、ポンプを動かすと、買い物に行く前に疲労困憊。

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