翻訳

『文化遺産の社会学』
ルーブル美術館から原爆ドームまで

荻野昌弘編、新曜社、332頁、2002年2月25日


【腰巻の言葉】

 文化遺産の保存は善か?
 戦争遺産は戦争を抑止できるのか?
 産業遺産は地域を甦らせることができるのか?

 ユネスコ世界遺産から廃鉱、戦跡まで、
 あらゆるものが保存され、観光名所と化す現代。
 増殖する文化遺産・博物館・美術館を縦横に論じ、
 〈保存する時代〉の視線と欲望の危うさを問う。


執筆者は荻野のほか
小川伸彦、脇田健一、山秦幸、アンリ・ピエール・ジュディ。
ぼくは翻訳のみ担当。
 第3章(1)カタストロフィの記憶 pp. 71〜90
 第4章(2)文化遺産と観光 pp. 130〜144
 第7章(2)祭る文化 pp.229〜240

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